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『三カ国での薬学比較』10.薬学教育<実務実習>(前編)

『三カ国での薬学比較』10.薬学教育<実務実習>(前編)

2011年01月11日 (火) 09時00分配信 投稿日:11/01/11 09:00 icon_view 435view

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■この記事について


日本の薬学が六年制になり、今後どのような教育が行われるのか学生と現場の両者が注目していますが、教育現場は今もカリキュラムの策定に奮闘しているように感じます。

六年制にすることで、どのような教育を提供できれば二年間延ばした意味を見いだせるのか。皆さんだったらどんな教育をしたいか、もしくはできるか、ということを考えたことがありますか?

日本の薬学教育には、現場の薬剤師の介入が非常に少ないように感じます。だからこそ学生は現場が見えず将来の薬剤師像を描きづらくなり、現場の薬剤師も学生がどのような教育を受けてきているのかが分からないため、現場でどのような教育をプラスしたらよいか見えなくなっているのです。


みなさんが学生のときはいかがでしたか?学生の頃に薬剤師の役割や職能が見えていましたか?たった1ヶ月の実習では、なかなか見えなかった部分が多かったと思います。今はそれに比べて学生と関わる機会が増えたのですから、関わらない手はありません。学生達に何を知ってもらいたいのか、何を習得してもらいたいのか。学生が大学で学んでいることを聞きながら、一緒に学ぶ事もできるかもしれません。もう一度自分達がどのような教育をしたいのか、考えてみて下さい。

今回はその参考になるかは分かりませんが、カナダで行われている教育を、実務実習にフォーカスをあててお話したいと思います。オーストラリアでは残念ながら実務実習の経験がないので、比較してお話することはできませんが、教育のあり方はカナダに似ているように感じたので、カナダの例と日本とを比較してみましょう。

(次のページ)5年制大学・・・

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