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『昔からの家庭薬2』2.神農と神農祭 前編

『昔からの家庭薬2』2.神農と神農祭 前編

2014年04月22日 (火) 07時00分配信 投稿日:14/04/22 07:00 icon_view 127view

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大阪家庭薬協会 専務理事
田部昌弘

神農は中国の医薬・農業の神として崇拝されています。
渤海にそそぐ黄河を東へと遡って行くと、西安の東で北に向きを変えますが、黄河の支流の姜水は、そのまま西に西安を通り水源の宝鶏市に到ります。そこが神農の故郷です。神農の一族が姜水のほとりに住んだことから、姜を姓としました。

神農は4,5000年前の古代中国において、頭が牛で体が人の姿で誕生したと言われています。また、体は頭と手足以外は透き通っていたため、臓器が外から見えたとも言われています。一日に百草を舐め、草木の薬効と毒を判別したとあります。毒に当たると、その内臓が黒くなり、毒の影響を見極めたと言い伝えられています。

中国最古の薬物書に、この神農を冠した『神農本草書(しんのうほんぞうきょう)』があります。
1~2世紀ごろに編纂された『神農本草経』は、神農がまとめた書物ではなく、このような伝説から書名がつけられたようです。原本はありませんが、陶弘景(452-536)が「神農本草経」を整理し解説を加えた『本草経集注』にその姿を留めています。

『神農本草経』には、1年の日数365と同じ数の植物・動物・鉱物が収載されています。この365種の薬物は上品(じょうほん、120種)・中品(ちゅうほん、120種)・下品(げほん、125種)と薬効別に分類されています。上品は、無毒で長期服用が可能で、身体を軽くし、元気を益し、不老長寿の作用がある命を養うことを目的にした薬です。中品は、病気を予防し、虚弱な身体を強くする体力を養う目的の薬で、使い方次第で毒にもなるので服用には注意が必要です。下品は、病気を治すために用いる治療薬で、毒が多いので長期にわたる服用はよくありません。


(次ページ)現在、一般用医薬品(OTC薬、家庭薬)は、リスクに応じて・・・

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