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『昔からの家庭薬2』4.室町時代の薬(百毒下し)について 後編

『昔からの家庭薬2』4.室町時代の薬(百毒下し)について 後編

2014年06月05日 (木) 07時00分配信 投稿日:14/06/05 07:00 icon_view 212view

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翆松堂製薬株式会社
鈴木英嗣

■百毒下しの特徴

そんな歴史のある弊社の看板商品「百毒下し」はどういった特徴があるのかをご紹介したいと思います。がその前にまずは便秘についてお話しさせて頂きたいと思います。

便秘とは三日間以上のお通じが無く、排便時に苦痛などを伴う為に治療が必要な状態が便秘であると定義されています。しかし1日1、2回の排便でも、少量で硬く排便時に苦痛を伴い、あるいは排便後に残便感を伴うような場合は回数が多くても治療の対象となり、逆に数日に1回の排便でも治療の対象にならない場合もあります。
便秘かどうかは1回毎の排便量、排便時やその前後の自覚症状の有無なども十分考慮したほうが良いかと思われます。 しかしそんな症状があるのにもかかわらず、たかが便秘と侮っている方が多く見えます。 便秘は百害あって一利なしです。

漢方薬の原典に一つ「黄帝内経」の中で「飲食口に入り、若し滞留するときは、即ち百毒を生ず」と説かれています。この一文は便秘の弊害を説いているものであり、「便秘は百害あって一利なし」という事が言えるでしょう。

便には通常でも体に有害な物質が含まれています。便秘になるとさらに多くの有害な物質が作り出され、それを体内に吸収してしまいます。体内に侵入してきた有害な物質や体内で発生した老廃物は肝臓で解毒分解され、その多くは腎臓から尿として排出されます。しかし便秘の状態が長く続くと肝臓と腎臓の働きも悪くなってきます。そうなると血液の浄化機能が低下し、汚れた血液が全身を循環することになり、体内の臓器や諸器官の生理機能がバランスを崩してしまいます。その結果、便秘に伴う肌荒れ、吹き出物、腹部膨張=お腹が張ってくる、食欲不振、のぼせ、頭重、痔などの症状が現れます。

このように生理機能のバランスを失った状態が長く続くと体のあちこちに不具合が現れてきます。やがては大きな病気に繋がってきてしまいます。だからたかが便秘と侮ってはいけないのです。

では便秘を解消するにはどうしたらいいか?
本来であれば規則正しい食事、運動などの生活改善による便秘解消が一番ですが、なかなか難しいのは確かです。そのような方は便秘薬を服用されると思いますが、実は便秘薬は敬遠されがちなのです。その理由は便秘薬を使用するとお腹が痛くなってトイレから離れられない、耐性がついてクセになる・・といった不満が多いからです。

そんな不満を持った方に是非お勧めしたいのがこの「百毒下し」なんです。六種類の天然植物性生薬の配合の妙を糧として腸に穏やかに作用して排便を促す和漢便秘薬です。つまりはお腹が痛くなりにくい処方なのです。また単に便秘だけを改善するわけではありません。肝腎かなめ・・などと言われるとおり、身体の要となる肝臓や腎臓にも作用する生薬を配合することで、便秘の他に、肌荒れ、吹き出物はもちろんのこと便秘に付随する諸症状を改善します。それでは百毒下しの特徴をもう少し詳しくお話しさせて頂きます。

(次ページ)1.便通効果に対する配合の妙・・・

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