新着記事・レポート

カテゴリーを選択

昔からの家庭薬2

<<前の記事へ

次の記事へ>>

『昔からの家庭薬2』5.蓼科高原の華「笹離宮」 後編

『昔からの家庭薬2』5.蓼科高原の華「笹離宮」 後編

2014年07月03日 (木) 07時00分配信 投稿日:14/07/03 07:00 icon_view 44view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 44view

東京農業大学 客員教授
一般財団法人 蓼科笹類植物園 理事長
株式会社 大和生物研究所 代表取締役社長
大泉高明

■2.竹笹の無限の可能性を求めて

(植物園エリア)
笹離宮(蓼科笹類植物園)は、竹笹類のコレクションでは東洋一の規模を誇る、静岡県の富士竹類植物園の全面的支援を受け、設計・施工しています。 当園は笹類を中心とし、富士竹類植物園は竹類を中心とした植物園として役割分担し、姉妹園として位置付けています。さらに当園は、地球温暖化の影響もあり、温暖な静岡では育成が厳しくなっている寒冷を好む種(笹類) を保存する役割も担っています。

現時点では約120種類の笹を植裁。日本原産の笹が中心となっていますが、海外の笹もコレクションしています。園内は、各種の笹類をエリアを分けて植栽しています。また、植栽されている日本原産の笹のうち、約3分の1は当園でしか保有されていない貴重な種です。さらに、日本植物学の父と称された牧野富太郎博士が発見し、 夫人の名を命名したスエコザサを高知県立牧野植物園から寄贈をうけ、保有しています。なお、珍しいとされる笹の開花ですが、種が多いため毎年いくつかの種類が部分開花するのも見どころです。

(数寄屋庭園エリア)
「桂離宮」昭和の大改修のほか国宝茶室「待庵」と「如庵」の移築・修復、修学院離宮の再建、ニューヨークメトロポリタン美術館日本ギャラリーなどを手掛けた、伝統建築家の故安井清氏の設計のもと、竹笹類を随所にとりいれ、また信州地方の石置き屋根もとりいれた数寄屋建築と数寄屋庭園が造られています。正門を抜け園内に入ると、種々の竹類を見ることができ、マダケによる竹垣が組まれた「梅見門(ばいけんもん)/中門」を抜けて、内露地に入ると「真・行・草」の延べ段とその周りは芝生のようなオロシマチクを植栽した庭です。洲浜を模したチゴザサの先には岬燈籠を配置し、水辺の広がりとして見立てています。茶室「庵(じゃくあん)」では、卍型に椅子を設け、立礼(りゅうれい=武士による腰掛式作法)の茶会を行うことができます。座る位置により、坪庭や植物園エリア等、東西南北の景色を楽しめるように設計されていて、茶室の土壁にある下地窓には竹笹をふんだんに使用していることが見てとれます。


内露地と外露地の境の梅見門




(次ページ)別棟の待合「竹風軒(ちくふうけん)」では・・・

Good1

コメントする

コメントする

コメント

回答:1件

記事・レポート(1307件)

show

2017.05.24 new 243.調剤薬局の価値とは 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.05.23 new 『がんの治療と暮らしのサポート実践ガイド』-通院・… 【薬剤師の本棚】

2017.05.18 new 大会長・齊藤真一郎先生&実行委員長・野村久祥先生イ… 【日本臨床腫瘍薬学会レ…】

2017.05.17 new 242.薬局とタバコ販売の実際 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.05.11 学会レポート_がん医療の変化の前で薬剤師が求められ… 【日本臨床腫瘍薬学会レ…】

もっと見る

業界ニュース(19659件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(6件)

show

ブログ(5569件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:05月17日~05月24日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:05月17日~05月24日

もっと見る