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『昔からの家庭薬2』6.公益社団法人東京生薬協会と薬用植物の国内栽培について 前編

『昔からの家庭薬2』6.公益社団法人東京生薬協会と薬用植物の国内栽培について 前編

2014年08月05日 (火) 07時00分配信 投稿日:14/08/05 07:00 icon_view 100view

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-秋田の薬草栽培(行政と一緒に)-


公益社団法人東京生薬協会 会長
藤井 隆太

■1.公益社団法人 東京生薬協会について

東京生薬協会は昨年4月に公益社団法人の認可を受けましたが、その前身は、昭和28年に設立された社団法人東京生薬協会です。当時から生薬は、くすりの研究材料として貴重な資料でありました。その生薬の確保に必要な薬用植物を栽培し、提供する役割を担っていた東京都の薬用植物栽培所(現:東京都薬用植物園)という機関がありましたが、その機関の移転、規模の見直しをきっかけに、存続維持に向けて官民一体の支援が必要との認識が高まり、当時の東京都衛生局の主導で「社団法人東京生薬協会」が設立されました。近年、化学的合成医薬品の開発は目覚しいものがありますが、天然物を医薬品としているもの、またその中間体を利用している医薬品も多々あり、中でも生薬を原料とする医薬品は、その需要が増加しています。一方で、生薬の原料となる薬用植物の栽培は著しく減っており、その調製方法の継承もままならない現状がありました。生薬の品質低下も危惧され、薬用植物の栽培技術や調製(修治)技術を確保していく必要性に迫られていた現状を踏まえ、優良生薬を確保していくためには、各種研究機関や栽培機関との連携の下、官民一体となって、生薬の品質向上や生産強化が欠かせないとの認識が示され、協会設立の趣意となったのです。

■2.東京都薬用植物園とのかかわり

当協会は、平成18年東京都の薬用植物園の管理運営を任されることになりました。これは、東京都の事業見直しにより薬用植物園の効率化や事業内容の変更に伴い民間活力の導入として図られた措置ですが、当協会は設立の経緯にもあるように、東京都薬用植物園と当協会は関係も深く、積極的に薬用植物園の管理運営に参画しました。


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