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11.薬局内でのICT利用術(1)

11.薬局内でのICT利用術(1)

2015年01月21日 (水) 07時00分配信 投稿日:15/01/21 07:00 icon_view 602view

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「薬局内でのICT利用術(2)」はこちらから



今回は薬局内でのICT利用術ということでペーパーレス薬局について考えてみましょう。ペーパーレスといっても現在はまだ電子処方箋は認められていません。さらにお薬手帳も紙ベースのものを利用しないと薬剤服用歴管理指導料は満額算定することが出来ませんのでそのことではありません。皆さんの薬局内にもメーカからの医薬品パンフレットや医薬品卸が発行する情報誌、そして無料で送られてくる医療系雑誌などが調剤室の片隅に山積みになっていませんか。

このような情報は薬局内で周知したい情報だったり、いつか参照することがあると考えて置かれているものばかりでしょう。そういった情報が沢山蓄積されていくと「あの情報はどの本に載っていたのか」や「この情報が書かれていたFax用紙はどこに紛れ込んでしまったのだろう」といった混乱も起こるのではないでしょうか。

・ドキュメントスキャナの利用

このような薬局内の印刷物などを整理する手段として考えられるが紙情報の電子化です。

10年程前は紙媒体を電子化するには高級なスキャナが必要でした。さらに1ページずつスキャンを実行する手間は大変なものでした。さらにOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)という読みとった画像の中にある文字をテキストデータ化する処理もかなり時間がかかるものでした。しかし近年になってコンピュータの高速化や保存機器の大容量化、そしてこういった用途に特化したドキュメントスキャナと呼ばれる機器の低価格化などがあいまってペーパーレスが現実のものになりはじめています。

筆者はPFUのScanSnapというドキュメントスキャナを使用しています。このスキャナを利用して持っている書籍の95%以上を電子化しています。もちろん日本薬剤師会雑誌なども電子化してPDFファイルになっておりデータの総量は数百ギガバイトにもなります。また昨今では分厚く重い演題抄録をPDF化して学会に参加する人も増えてきているようです。

ScanSnap iX500

書籍を電子化する際に場合、一般的には背表紙部分を裁断して1ページごとにバラバラにした上でオートシートフィードの機能を利用して高速にスキャンを実行します。しかし最近では書籍を裁断することなく1ページごとにスキャンを実行し、ページの歪みはコンピュータの計算によって自動補正するようなスキャナも発売されています。

ScanSnap SV600

こういったスキャナを利用して薬局内に置かれている紙ベースの情報を電子化することでスペースの有効活用が可能です。

(次ページ) ・ペーパーレス薬局を目指して・・・

 

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