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11.「他山の石」は多ければ多いほどいい? 薬局における消費者事故のデータベース

11.「他山の石」は多ければ多いほどいい? 薬局における消費者事故のデータベース

2015年04月29日 (水) 07時00分配信 投稿日:15/04/29 07:00 icon_view 337view

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こんにちは。大学3年生になるまで、「ヴィダルサスーン」はシャンプーの成分の1つだと思っていたムサコです。「ミクロジンクピリチオン」とか「ノンシリコン」と同じようなものだと思っていたのですが、まさか人名とは。

さて、薬局の現場で起こる事故として、真っ先に思い浮かぶのは「医薬品の副作用」であることに、異論をはさむ人はいないでしょう。こちらについては、医薬品医療機器法(旧・薬事法)に基づく副作用・感染症・不具合報告が義務化されており、また、ブルーレターやイエローレター等で、皆さんも目にすることが多いかと。では、それ以外の事故についてはいかがでしょうか?薬局やチェーンごとに事例を共有しているトコロも多いとは思いますが、できれば、自分のトコロで起こることなく、そういった事例を収集したいところ。そんなときに便利なのが消費者庁が運営している「事故情報データバンク」というサイト。このシステムは消費者庁と独立行政法人国民生活センターが連携して、「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム、とのこと。消費者庁や国民生活センター・消費生活センター、日本司法支援センター(法テラス)に寄せられた日常の身の回りの製品、食品、サービスなどによる事故等の内容が登録されています。また、前出の医薬品の副作用情報とは異なり、因果が特定できないものも含まれています。

11事故情報データバンク 画像

 

■消費者庁や国民生活センターに寄せられる「調剤薬局」の事故とは?

現在、このデータベースに登録されている事故件数は14万件以上。そのうち、「調剤薬局」で検索すると56件がヒットします。その一部を紹介します

◆妻が医師の処方で調剤薬局で購入した顆粒の便秘薬を飲もうとしたところ、袋から金属のとげのようなものが出て、指に刺さった。

◆左目の白内障の手術後に、埃が入らないように調剤薬局で眼鏡を買うように勧められた。眼鏡が合わず、眼の下が赤く腫れて痛い。

◆耳鼻科の医師に処方された薬を飲んだところ吐き気がした。調剤薬局に苦情を伝え残薬の返金を求めたが拒否された。対処法は。

◆医師に処方された新薬で副作用が出たため、服用を止めた。服用されずに残っている新薬を返品・返金したいが調剤薬局に断られた。

◆調剤薬局の自動ドアが開かなかったのでぶつかり、ガラスが割れてひざを切った。治療費を負担しないと言われ納得いかない。

◆高校生の娘が調剤薬局で医師が指定したメーカーと異なるメーカーの鎮痛剤を渡された。薬局が薬を間違えたことに納得いかない。

◆調剤薬局で売っていた栄養ドリンクを飲んで、虚弱体質の人が吐いてしまった。自分も吐き気がする。友人も同じ意見だ。

すぐにチェックすべきクリティカルな内容もあれば、「それって、患者さんとのコミュニケーション不足では?」と思えるものも。とはいえ、自分のためになる「他山の石」の石の数は多いにこしたことはありませんよね。ではまた。


著者:ムサコ

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