運営からのお知らせ

新着記事・レポート

カテゴリーを選択

オモテに出ている裏話

<<前の記事へ

次の記事へ>>

21.「知ってるつもり」の落とし穴 こんなにいる処方薬を誤使用する患者さん

21.「知ってるつもり」の落とし穴 こんなにいる処方薬を誤使用する患者さん

2015年10月21日 (水) 07時00分配信 投稿日:15/10/21 07:00 icon_view 569view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 569view

■処方薬「正しく飲んでいない」のは約70%!

こんにちは。お出かけ中、お腹がすいて、やっとのことで見つけた「サイゼリヤ」だと思ったその建物が「タイヤ館」だった時以上の絶望感は、まだ味わったことのないムサコです。

さて、薬剤師法第25条の2には以下の文章が掲げられています。

「薬剤師は、販売又は授与の目的で調剤した時は、患者又は現にその看護にあたっている者に対し、調剤した薬剤の適正な使用のために、必要な情報を提供しなければならない。」

そう、服薬指導のことです。この服薬指導、「どのレベルから話せばいいのか」「どのレベルまで話せばいいのか」お悩みのことかと思います。ただし、ほんとうに必要な情報を「患者さんは知ってるはず」とおろそかにしたら、大きな結果を招く危険性があります。

先日、JPMAが発表した「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査報告書」から、処方薬の誤使用経験の調査結果について紹介します。まず、驚きなのが、「処方薬を正しく使用していない」割合の高さ。実に68.2%の患者が何らかの「処方薬の誤使用」経験がありました。

 

■20人に1人は「前回飲み忘れた分を、次回に一緒に飲んだことがある」

処方薬の誤使用経験で最も多かったのは、「指示された回数どおりに飲まなかったことがある」で38.7%。次いで、「症状がよくなったので、自分の判断で服用を中止したことがある」29.1%、「ジュースや牛乳等で飲んだことがある」22.6%、「前と同じ症状が出たので、前にもらった薬を飲んだ」21.9%でした。

image001

JPMA「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査報告書」をもとに作成

これらの誤使用は、ある意味「あるある」で、「そうしないこと」のリスクをしっかりと説明できる方は多いと思います。しかし、世の中には、こちらの想像を超える処方薬の飲み方をする患者さんが存在します。

まずは、「前回飲み忘れた分を、次回に一緒に飲んだことがある」が5.0%、つまり20人に1人です。さらに、「自分の判断で、市販の薬をあわせて飲んだことがある」が25人に1人(4%)、極め付けは「カプセル剤の中身を出して飲んだことがある」が40人に1人います。

皆さんはこれらの事象にたいし、はっきりとそのリスクを説明できますか?

服薬指導は、毎回「知ってるつもり」で行うのではなく、「知らない前提」で行うことが大事ですね。ではまた。


著者:ムサコ

Good2

コメントする

コメントする

コメント

回答:0件

記事・レポート(1274件)

show

2016.11.29 new 219.この状況下で最優秀賞なしという現実 【薬剤師業界のウラガワ】

2016.11.24 new 35.同業だからこそわかる!?「薬剤師が選ぶ、不安… 【オモテに出ている裏話】

2016.11.22 new 218.やっぱり好評だったアノ一冊 【薬剤師業界のウラガワ】

2016.11.17 81.薬局の多様化 【世塵・風塵】

2016.11.15 217.ちょっと黙れと言い放った 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(18396件)

show

アンケート

show

2016.04.15 【アンケート結果】 薬剤師の年収、理想と現実 no.2

2016.03.17 【アンケート結果】 点眼薬の服薬指導は奥が深い?no.2

2016.02.18 【アンケート結果】 その残業、必要ですか?no.2

2016.01.21 【アンケート結果】 待ち時間がかかるときの工夫no.2

2015.12.24 【アンケート結果】 きれい?汚い?薬局のお掃除 no.2

もっと見る

セミナー情報(5件)

show

ブログ(5379件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:11月26日~12月03日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:11月26日~12月03日

もっと見る