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24.もはや「薬局」は新卒薬学生が目指す場所ではなくなっている?

24.もはや「薬局」は新卒薬学生が目指す場所ではなくなっている?

2015年12月17日 (木) 07時00分配信 投稿日:15/12/17 07:00 icon_view 805view

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■2013年卒「4人に3人」が2015年卒「3人に2人」に

こんにちは。書いたハガキは数知れず。朝日新聞の日曜版(だけ)は食い入るように求人広告を探す。応募先企業のすぐそばの郵便局内でエントリーシートを慌てて記入。そうです、私が就職氷河期ど真ん中世代のムサコです。

先日、薬学教育協議会が、毎年恒例の6年制薬学部73大学(74学部)8,769人の卒業生の進路状況を公表しました。第100回薬剤師国家試験の合格率が63.17%とかなり低かったこともあり、「就職しない」もしくは「未定」の人数が前年度と比較して約1.8倍の1,367人となったことが話題になっていますが、実はその裏でもう1つの大きな事態が進行していることをご存じでしょうか?

それは、「薬局を目指す薬剤師が減っている」ということです。

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同協議会が公表するデータで、薬局に該当するものに、「市中薬局」のほか、ドラッグストアなどの「一般販売業」、病院・診療所内の「院内薬局」がありますが、その3つすべてにおいて、2013年、2014年と比較して就職先に選ぶ薬学生が減少しています。3つの合計で見ると、2013年3月卒業者では73.2%が薬局に就職したのに対し、2015年3月卒では63.9%と約10%もその割合が減少しています。

 

■薬局数は増えている、でも給料が上がっていない

厚労省によると、2014年度末の薬局数は57,784か所と4年連続で増加している一方、薬剤師の平均年収は2012年529万円、2013年533万円、2014年531万円と横ばいのまま。「働き場所は増えている」のに「給料が上がらない」、そんな環境に薬学生があこがれを持つ訳ないのは誰でも分かります。

ちまたでは、「かかりつけ薬剤師」など「あるべき薬剤師」の議論がさまざまなところで行われておりますが、あえてムサコはちょっと待て、と言わせていただきます。

「薬剤師が誇りをもって働く環境を用意しないで、何が地域密着だ、何が健康づくり支援薬局だ」と。

こちらからは以上です。ではまた。


著者:ムサコ

Good4

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