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19.やらなきゃとやりたいの違い

19.やらなきゃとやりたいの違い

2016年08月04日 (木) 07時00分配信 投稿日:16/08/04 07:00 icon_view 480view

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著者:藤井雅子(心理カウンセラー)


あなたは、お休みの日に「ああ、きょうは何もできなかった」と自己嫌悪におちいることはありませんか。

私はオフの日に家にひきこもって何もしないでダラダラ過ごすことが至上の喜びなので、一日のおわりに「ああ、何もできなかった」と罪悪感を覚えることはありません。感じるのは「ああ、のんびりできた。幸せ~」という満足感です。

休みの日に家で何もしないで過ごすということは同じなのに、この感じ方の違いは何かというと、自己嫌悪におちいる人は「家事をしなくちゃ」「趣味をしなくちゃ」などと何かを「しなければならない」と思いこんでいるのに対し、私は「久しぶりのオフだから何もしたくない。だから何もしない(をする)。別にきょう(家事や外出など)しなくても問題なし」と考えているところです。

真面目な人ほど、休みの日も何か生産性の高いことをしなければならないと考える傾向があります。しかし、本当に休みの日にも生産性を考えなければならないのでしょうか。

よく、「休みの日には、あれもこれもやりたいことがたくさんあるのに何もできなかった」というセリフを聞くことがありますが、よくよくお聴きすると、「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」が区別できなくなっていることが少なくありません。

家事や趣味がその代表ですが、たとえば、掃除や洗濯はできればしたほうがいいかもしれませんが、もしとても疲れていたり体調が悪かったりした場合は、無理にしなくても誰にも罰せられることはありません(罰するような人がいるとしたら、モラハラの可能性があります)。

休みの日のいちばん重要な意味は、日頃のストレスで疲れている心身のコンディションを整えリフレッシュすることです。

身体を動かすことで解消される程度のストレスであれば、大いに動けばいいでしょう。しかし、もしゆっくり休みたいくらいに疲れているなら、「何かする」より「何もしない」で休養に充てることを優先すべきです。そして、そのことに罪悪感を覚える必要はありません。

そもそも、プライベートで「どうしてもやらなければならないこと」はそう多くないはずです。

一方、仕事では「やらなければならないこと」という義務の連続です。そして、それは対価として報酬をもらいます。つまり、義務というのは、何らかの報酬があって報われるストレスだと言ってもよさそうです。


(次ページ)義務というのは・・・

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