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21.嫌うことも嫌われることも怖くない

21.嫌うことも嫌われることも怖くない

2016年10月06日 (木) 07時00分配信 投稿日:16/10/06 07:00 icon_view 442view

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著者:藤井雅子(心理カウンセラー)


「嫌われたくない」という思いから、自分の言動を必要以上におさえて他人に気をつかい、苦しくなっている人がとても多いと感じます。

しかし、そもそも「頑張れば嫌われない」という発想がストレスを生んでいるということをどれだけの方が自覚しているでしょうか。

ストレス・マネジメントにおいての大原則は、コントロールできることとできないことを区別し、コントロールできることに注力するということです。

そして、コントロールできないことの代表は、他人と事実(過去)。この2つはどんなに頑張ってもコントロールできません。

多くのお悩みは、コントロールできないものをコントロールしようとしていることにあります。

たとえば、Aさんが何をどう思うかは、完全にAさんの自由です。

Aさんによく思ってもらうために機嫌をとることはできますが、それをAさんがどう思うかはAさんが決めること。「いろいろ気をつかってくれていい人だ」と気に入ってもらえるかもしれないし、「あんなご機嫌とりは信用できない」と嫌われるかもしれません。

あなたにも、少なからず人の好き嫌いはありませんか。

ときどき、「自分から嫌わなければ嫌われることもないのではないか」という不思議な理由で、「私は嫌いな人はいません」「嫌いになるなんて考えたこともありません」という人がいますが、それでも、「じゃあ、イヤな人はいませんか」とお聞きすると、例外なく「います」イエスと答えます。

でも、イヤ=嫌、つまり、「嫌い」という言葉を避けているだけで、イヤな人=嫌いな人なんです。

好き嫌いは本能的・生理的な感覚で、とても自然なこと。食べ物や音楽、色、場所など、誰にでも好き嫌いはあるもの。それと同じで、人を嫌いになるのは決して悪いことではありません。


(次ページ)「人を嫌いになっても・・・

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