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治療が難しい乳がん(治療抵抗性乳がん)、「核酸医薬」で臨床治験へ

2015年07月09日(木)10時00分配信 配信日:15/07/09 10:00 icon_view449view icon_view449view

国立がん研究センターでは、乳がんの治療抵抗性に関わる遺伝子の発現を抑制する核酸医薬製剤TDM-812を株式会社スリー・ディー・マトリックスと共同開発し、世界で初めて人へ投与する臨床治験を行うと発表した。

 

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写真はイメージで、記事と直接の関係はありません。(写真:Taki Steve/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般)

 

■全く新しい医薬品「核酸医薬」

核酸医薬とは遺伝子の働きに対し、それを抑制するよう作用する新しい医薬品。がん細胞の活動を司る遺伝子や、がんの原因になるたんぱく質の生成に関わる遺伝子に対して、特異的に作用し、がんの原因を根本的に治療することが期待されている。

乳がんにおいてはRPN2遺伝子が乳がんの治療抵抗性に関わる分子として発見されている。国立がん研究センターではスリー・ディー・マトリックスとの共同開発でRPN2遺伝子の働きを抑制するRPN2siRNA製剤(TDM-812)を開発。

 

■患者のQOL(生活の質)低下が著しい乳がんの改善に期待

治療抵抗性の局所進行・再発乳がんでは、乳房の原発巣や周囲のリンパ節で病巣が皮膚にまで達すると、巨大な腫瘤(かたまり)や皮膚潰瘍(皮膚の一部の欠損)が生じることがある。

それによる疼痛、出血、浸出液や悪臭を放つなど、患者の生活の質が著しく損なわれる場合がある。既存の治療では対応が難しい局所病変を制御することで患者のQOLが改善できる新規治療の開発が求められている。

このたびの治験薬は、スリー・ディー・マトリックスとの連携で製剤化されたもので、局所進行再発乳がんを対象とした医師主導治験として世界で初めて開始された。国立がん研究センターでは、世界初の「核酸医薬」による乳がん治療薬承認を目指している。

 

(Navigene編集部)

 

(情報提供元: ナビジーン)

 

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