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再発BRCA変異陽性卵巣がんにrucaparibが有望

2015年07月27日(月)10時00分配信 配信日:15/07/27 10:00 icon_view523view icon_view523view

前治療後に進行したBRCA陽性卵巣がん患者にrucaparibが有効であることが、今年開催された米国臨床腫瘍学会年次総会(ASCO2015)で発表された。この報告はJournal of Clinical Oncology誌7月20日号に掲載された。

 

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写真はイメージで、記事と直接の関係はありません。(写真:Steven Depolo/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般)

 

■DNA修復を阻止するPARP阻害剤

米国では、年間約22,000人が卵巣がんと診断され死亡者数は15,000人を超える。卵巣がんは通常、外科的手術と化学療法が適応となるが、前治療歴のある患者には有効な選択肢が殆ど残されていない。

rucaparibは化学療法などにより損傷したDNAの修復に関与するPARP酵素を阻害する分子標的薬である。このPARP阻害剤ががん細胞を細胞死に導き、化学療法に対する感受性を高めることで、BRCA変異型の卵巣がんや乳がんに対して特に奏効する可能性が高いという。

 

■全奏効率65%と高い効果を示す

今回実施されたのは、前治療後に再発したBRCA陽性卵巣がん患者35人(44~84歳)を対象にrucaparibの有効性を評価する第2相試験で、患者は2~4レジメンの化学療法を受けており、無増悪生存期間(PFS)は6カ月以上であった。試験では患者に対し、卵巣がんの増悪が確認されるまで21日ごとに1日1回600mg のrucaparibを投与した。

その結果、固形がんの治療効果判定規準であるRECISTでの全奏効率は65%であり、試験登録前に無増悪生存期間が最長だった患者の客観的奏効率は88%と最も高かった。また、rucaparibによる副作用で発現頻度が高かったのは、悪心、貧血、疲労、脱力、活力喪失および筋力喪失であったが、いずれも全般的に軽度で、治療中止に至った患者はいなかった。

本試験により、が複数の治療歴があるBRCA陽性卵巣がん患者に対するrucaparibの有効性が示されたことで、有望な治療選択肢となることが期待される。

 

(Navigene編集部)

 

(情報提供元: ナビジーン)

 

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