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「ハーボニー」に公費助成患者負担は最大で月2万円‐厚生労働省

2015年08月31日(月)10時00分配信 配信日:15/08/31 10:00 icon_view1032view icon_view1032view

厚生労働省は、ギリアド・サイエンシズのC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」(一般名:レジパスビル・ソホスブビル配合錠)について、医療費助成の対象とすることを決めた。肝癌を合併していないジェノタイプ1型のC型慢性肝炎患者に原則1回のみ、治療期間12週間を対象に医療費を助成する。

治療に必要な3カ月間の内服で薬剤費が約670万円かかるが、医療費助成により、患者負担は最大で月1~2万円程度となる見通し。きょう31日から助成を開始する。27日に開いた肝炎治療戦略会議で了承された。

ハーボニー配合錠は、NS5A阻害薬のレジパスビルと核酸型NS5Bポメラーゼ阻害薬を配合したジェノタイプ1型C型慢性肝炎治療薬。インターフェロンや抗ウイルス薬「リバビリン」を併用せずに、1日1回1錠の経口投与で治療することができる。きょう31日付で保険適用され、薬価は1錠8万0171円。同剤の薬価基準収載を了承した26日の中央社会保険医療協議会総会でも、高額との指摘があった。

医療費助成の新たな方針では、肝癌の合併のないジェノタイプ1型のC型慢性肝炎、または「チャイルドピュー分類」(肝障害度を評価)AのC型代償性肝硬変の患者を対象に、治療期間の12週間まで1人1回のみとし、患者の医療費負担を最大で月2万円までとすることとした。

今回、ハーボニーが医療費助成の対象となったことにより、同じくジェノタイプ1型のインターフェロンフリー治療薬であるダクルインザ・スンベプラ併用療法を受けたC型肝炎患者についても、再治療が適切と判断された場合に限り、改めて助成対象にできるようになった。

ただ、ダクルインザで薬剤耐性などが生じていた場合、ハーボニーが有効となり得るのか専門的な判断が必要となることから、再治療の診断に当たっては、日本肝臓学会の肝臓専門医などが担当し、各都道府県の肝疾患診療連携拠点病院と連携して助成申請を行うよう求めた。


(情報提供元: 薬事日報)

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