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乳がんの再発スコア検査の受診が化学療法の利用に影響する

2015年09月28日(月)10時00分配信 配信日:15/09/28 10:00 icon_view519view icon_view519view

腫瘍の遺伝子検査で得られる情報をもとに患者に合わせた個別化医療への関心が高まっている。特定の初期乳がん患者の場合、21種類の遺伝子発現を調べることで、再発リスクを含め治療選択の参考となる情報を得ることができる。初期乳がん患者が化学療法を受けるかどうかの意思決定をする上で、この遺伝子検査が影響を与えていることを示す研究結果が、JAMA Oncology誌に掲載された。

 

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写真はイメージで、記事と直接の関係はありません。(写真:Phil and Pam Gradwell/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般)

 

■乳がん治療への遺伝子情報の応用

米国総合がんセンターネットワーク(NCCN)のガイドラインでは、エストロゲン受容体陽性、リンパ節転移陰性の早期の浸潤性乳がん患者は、腫瘍がごく小さい場合を除き、ほぼ全員が術後補助療法として化学療法を考慮することを推奨している。

しかし21遺伝子再発スコア検査により、化学療法で利益を得る可能性が高い患者を特定するなど、より適切な治療選択の判断材料を得ることが可能になっている。米国では2006年から21遺伝子再発スコア検査がメディケア(高齢者医療保険)の適用となり、全米で活用されている。

 

■全体では検査受診と化学療法の利用に関連みられず

今回の研究では、メディケア加入者で21遺伝子再発スコア検査を受けた早期乳がん患者における化学療法の使用について調べた。対象となった44,044人の患者の内訳は、NCCNガイドラインによる低リスク患者が24%、中間リスク患者が51.3%、高リスク患者(リンパ節転移陽性)が24.6%だった。このうち診断後1年以内に、14.3%の患者が化学療法を受けていた。早期乳がん患者全体では、21遺伝子再発スコア検査を受けたかどうかで化学療法の利用に違いは見られなかった。

 

■リスク区分により、検査受診者は化学療法の利用に違い

しかし高リスク群のうち66歳から70歳の若い層では、再発スコア試験を受けた人の化学療法の利用率が低く、一方で、低リスク群のうち再発スコア試験を受けた人の化学療法利用率は高かった。

研究者は、再発スコアが影響したために化学療法の利用率が減ったのか、あるいは影響しなかったのかは不明であるとし、引き続き研究が必要となる。

 

(Navigene編集部)

 


(情報提供元: ナビジーン)

 

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