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「薬の適正使用」打ち出す‐革新的医薬品は最適化図る‐政府

2016年05月20日(金)10時00分配信 配信日:16/05/20 10:00 icon_view357view icon_view357view

■骨太素案に明記‐薬局の健康サポート充実も

政府は18日、経済財政諮問会議を開き、「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の素案を提示した。骨太方針では、医薬品の適正使用の考え方を打ち出し、複数の薬が処方される事例を適正化する取り組みを行うと共に、革新的医薬品の使用も最適化を図る方針を明記。高血圧や糖尿病など生活習慣病治療薬の処方のあり方についても検討を開始し、2017年度中に結論を得るとした。一方で、健康長寿分野の潜在需要の顕在化に向け、電子お薬手帳の活用によって薬局の健康サポート機能を充実させる方向性も示した。

骨太方針の素案では、経済・財政一体改革の推進に向け、社会保障分野の改革に言及。その中で、18年度からの医療費適正化計画において、後発品の使用割合80%達成に向けた後発品の使用促進策を盛り込むと共に、重複投薬を是正するための目標などを設定して取り組みを推進することを求めた。

医薬品については、適正使用の観点を打ち出し、複数種類の薬が処方されているケースを適正化する取り組みを実施するとし、費用対効果評価の導入と合わせ、革新的医薬品の使用についても最適化を推進していく方針を明示。さらに、生活習慣病治療薬の処方のあり方について今年度から検討を開始し、17年度中に結論を得るとした。ポリファーマシーの是正から新薬の有効活用まで、あらゆる薬について適正に使用されているか点検していく方針だ。

また16年度診療報酬改定の影響について調査、検証を行うことを要求した。特に調剤報酬については、かかりつけ薬剤師による服薬状況の一元的・継続的把握や服薬指導への評価の新設を含め、患者本位の医薬分業実現の観点から、改定内容の見える化や効果検証などを実施する方針を盛り込んだ。

一方、健康長寿分野の潜在需要を顕在化させ、消費市場、投資市場を拡大させていく方向性を示し、電子お薬手帳の活用により、様々な健康情報とリンクした薬局の総合的な健康サポート機能の充実を図る方針を打ち出した。


(情報提供元: 薬事日報)

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