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花粉症 免疫調整物質IL-33の関与が明らかに

2012年04月11日(水)17時00分配信 配信日:12/04/11 17:00 icon_view1689view icon_view1689view
■免疫調整物質が関与、機序も明らかに

兵庫医科大学の善本知広教授らの研究チームは、鼻づまりなどの花粉症の症状の原因物質を突き止めたことを、4月4日付で発表した。問題の物質は、免疫調整物質インターロイキン33(IL-33)。

毎年420万人が新たに発症する花粉症は、もはや国民病とも言われている。患者の結成では、IL-33の濃度が高いことは既に判明していたが、これまで詳細な発症のメカニズムは解明されていなかった。

■マウスを使った研究でIL-33について調査

善本教授らの研究では、花粉を注射してアレルギー体質にしたマウスと、IL-33を作る遺伝子を欠損させたマウスをそれぞれ、花粉に触れさせた。この結果、アレルギーマウスでは、くしゃみ、鼻粘膜の腫れなどが見られたが、欠損マウスはくしゃみの回数はアレルギーマウスの3割以下。鼻粘膜も変化が見られなかった。

■有効な治療薬開発の可能性も

IL-33は花粉が触れると鼻の粘膜から放出される。この作用でヒスタミンが増加するなど、花粉症関連物質や様々な機能を制御していることが明らかになった。IL-33が花粉症のすべてを制御しているわけではないようだが、発症システムを統括しているため、今後さらに詳細が明らかになれば、有効な治療薬の開発などに活かすことができる。

(情報提供元:エスタイル)

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