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多剤耐性結核 大塚製薬が新薬承認申請に向けて準備

2012年06月12日(火)17時00分配信 配信日:12/06/12 17:00 icon_view1310view icon_view1310view
■新薬候補「デラマニド」で効果確認

大塚製薬などの研究チームが、多剤耐性結核の治療に新薬の候補を投与したところ、効果が確認された。論文は、米医学誌、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンに6月7日付で掲載された。

研究は、日本・米国・中国など9カ国で行われた。対象は約480人。デラマニドという新薬候補とプラセボを投与し、比較研究を行った。2ヶ月後の喀痰の結核菌培養で、プラセボと、世界保健機構(WHO)の治療ガイドラインで推奨されている多剤耐性結核の標準治療を組み合わせた群では30%の患者が陰性になった。一方標準治療に加えてデラマニドを投与した群では、45%の患者が陰性となり、結核菌消失の割合が53%高くなった。

■欧州当局への申請に続き国内でも準備中

多剤耐性の結核は、公衆衛生の重大な脅威であり、これまでも新薬開発を急ぐ声が上がっていた。大塚製薬では、欧州でデラマニドの申請を開始しており、国内でも申請に向けて準備中。

多剤耐性結核は、毎年世界の27ヶ国で、約44万人が発症し、このうちの15万人が死亡していると推計される。
(情報提供元:エスタイル)

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