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頭痛薬ナラトリプタンが難病の神経変性疾患に効果

2012年10月07日(日)09時00分配信 配信日:12/10/07 09:00 icon_view1283view icon_view1283view
■名古屋大学の研究グループが明らかに

名古屋大学は、9月28日、片頭痛の治療薬である「ナラトリプタン」が運動神経変性に対する新規治療薬であることを見いだしたと発表しました。
同大大学院医学系研究科の祖父江元教授(神経内科学)らの研究グループが東京大学代謝生理化学の研究グループと共同で発見しました。

■ナラトリプタンに病気の進行抑える効果

神経変性疾患とはアルツハイマー病、パーキンソン病などの特定の神経が徐々に弱っていく進行性の難病ですが、病気のメカニズムを抑える有効な治療法はわかっていません。

名古屋大学の発表によると、祖父江教授らの研究グループは神経変性疾患のうちの1つで、全身の筋力低下や食べ物の飲み込みにくさを主な症状とする球脊髄性筋萎縮症(SBMA)で、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP1)がこの病気の発症に深く関係していることを見出したそうです。そして、片頭痛薬の「ナラトリプタン」がCGRP1の発現を抑え、アンドロゲン受容体による運動神経の変性を抑制することがわかったそうです。

研究の詳細な内容は、英国時間9月30日付けで英国科学誌「Nature Medicine」オンライン版に掲載されました。

(情報提供元:エスタイル)

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