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喘息の子にマスクの効果、ユニ・チャームが実証

2012年12月25日(火)17時00分配信 配信日:12/12/25 17:00 icon_view959view icon_view959view
■喘息症状の低減に効果

ユニ・チャーム株式会社は小児科のアレルギー専門医と協力し、就寝時のマスク装着が子どもの喘息症状を低減させることに効果があることを実証した、と発表しました。研究成果は2012年11月30日の第62回日本アレルギー学会秋季学術大会でも発表されました。

同社の発表によると、日本国内の子どもの喘息は年間100万人いると想定されており、しかも約5-10%で増加傾向にあるそうです。マスクの装着は喘息の原因となる空気中のハウスダストの吸引をブロックできる有効な手段だと考えられていましたが、これまでほとんど検証されてきませんでした。そこで、同社は小児科のアレルギー専門医と協力し、外来通院中の喘息の子どもたちに就寝時にマスクを装着する効果について研究を行なったそうです。

■7割が「マスクつけていて良かった」


研究は三重病院、てらだアレルギーこどもクリニック、徳田ファミリークリニックに通院する6~15歳の男女31名を対象に行われ、マスクを装着せずに就寝した日とマスクを装着して就寝した日について、症状などを調査する方法で行なわれました。

その結果、喘息の症状の悪化(1.喘鳴がない、2.発作治療薬(β2刺激薬)の使用がない、3.早朝の咳がない、4.夜間の喘息症状(喘鳴、咳、それらによる夜間覚醒)がない、5.喘息による救急受診がない、6.喘息悪化による長期管理薬の追加・増量がない、の6項目のうち、いずれか1つ以上が満たされなかった)が発生する割合が、マスクを装着しないで就寝した場合は18.9%だったのに対して、マスクを装着して就寝した場合は8.9%と約5割低減されることがわかりました。また、実験に参加した子どもたちの7割が「マスクをつけていて良かった」と回答したということです。

就寝時のマスク装着に効果が見られた理由としては、鼻やのどから進入するアレルゲンをマスクがブロックすることや、呼気を加温加湿することで鼻腔内の繊毛運動を活発にして入ったアレルゲン物質を排出する効果などが考えられるそうです。
(情報提供元:エスタイル)

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