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大塚製薬が統合失調症治療薬で躍進、新提携も

2013年03月17日(日)09時00分配信 配信日:13/03/17 09:00 icon_view940view icon_view940view
■「エビリファイ」米国売上でトップに

大塚製薬株式会社は7日、デンマークのルンドベック社と、大塚製薬主催のメディア懇談会を開き、現状報告や今後の体制について発表を行った。

まず、2月28日に米FDAの承認を得た「ABILIFY MAINTENA」(エビリファイ メンテナ)は、3月18日より発売を開始するという。同薬剤は、精神疾患の統合失調症治療に用いられる、月1回投与の持続性注射剤となっている。

この「ABILIFY MAINTENA」を含む、「エビリファイ」ブランドシリーズは、統合失調症の効能・効果で承認されている、世界唯一のドパミンD2受容体パーシャルアゴニストである。「エビリファイ」は米国における2012年度第4四半期(10月~12月)において、その売上が全処方箋医薬品中のトップとなったそうだ。

■ルンドベック社と欧州における共同プロモーションを開始

また、大塚製薬とルンドベック社は、業務提携を拡大し、この「エビリファイ」を欧州各国で共同販促展開していくことで合意したという。4月1日より、デンマーク、フィンランド、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、英国において、両社によるプロモーションを実施するそうだ。また、オーストリア、ベルギー、アイルランド、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニアでは、ルンドベック社がエビリファイのプロモーションを行う。

両社は、2011年11月に精神疾患などの分野における医薬品事業で提携し、新薬の共同開発などを目指している。

統合失調症は、世界各国で人口の約1%が発症しているといわれる精神疾患。遺伝要因及び環境要因があると考えられており、妄想・混乱や感情の鈍麻、思考・意欲の減退など多様な症状がある。医師の診断を受けて薬を服用すると、改善する場合が多い。

「エビリファイ」は世界でも売上を伸ばしており、2012年度の売上高は約6000億円を見込んでいる。今回の共同プロモーションで、さらなる事業の拡大、販売促進を目指す方針だ。
(情報提供元:エスタイル)

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