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ファイザー、過活動膀胱の治療剤を新発売

2013年03月23日(土)09時00分配信 配信日:13/03/23 09:00 icon_view1087view icon_view1087view
■「トビエース錠4mg/8mg」を発売開始

ファイザー株式会社が、3月15日より、過活動膀胱の治療剤である「トビエース錠4mg/8mg」(一般名:フェソテロジンフマル酸塩)を発売開始したと発表した。国内での製造販売承認は2012年12月25日に取得されている。

この「トビエース」は、ファイザー社によって開発された製剤で、膀胱に対する選択性の高いムスカリン受容体拮抗薬である。2007年4月に欧州で、2008年10月に米国で承認され、2012年5月時点で、世界40カ国における承認を取得している。

■日常生活の活動妨げとなる過活動膀胱を改善

ファイザーでは、国内外における過活動膀胱の診断や治療、および薬物動態が類似していることと、「トビエース」の有効成分がすでに承認されている薬剤の「デトルシトールカプセル(トルテロジン)」の活性代謝物と同一であることから、日本国内ではブリッジング戦略で開発を進め、外国試験データの外挿が可能であることを確認、国内外の臨床試験成績をもとに申請を行い、承認を得たという。

過活動膀胱(OAB)は、急に尿意をもよおし我慢できない(尿意切迫感)症状や、場合によっては尿漏れを起こしてしまうことがある(切迫性尿失禁)、トイレが近い(頻尿)、夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)といった症状があらわれるもので、2002年の日本排尿機能学会による国内疫学調査では、40歳以上の患者数で810万人にも上ると推定されている。

脳と膀胱(尿道)を結ぶ神経回路の障害や骨盤底筋のトラブル、そのほか加齢等特定できない複数の要因があるとみられているが、発症すると日常生活の様々な活動が制限され、精神的・社会的にも影響を及ぼすものとなることから、有効な治療による改善が望まれる。

「トビエース」の投与方法は1日1回経口投与。通常、成人には4mg投与で開始し、症状に応じて8mgまで増量が可能とされている。
(情報提供元:エスタイル)

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