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田辺三菱製薬、新SGLT2阻害剤の国内製造販売承認を申請

2013年06月01日(土)09時00分配信 配信日:13/06/01 09:00 icon_view1050view icon_view1050view
■2型糖尿病治療薬として申請実施
田辺三菱製薬株式会社が27日、SGLT2阻害剤の「TA-7284」(一般名:カナグリフロジン)について、2型糖尿病治療薬として、厚生労働省に対し、国内での製造販売承認申請を行ったことを発表した。

従来のインスリンで血糖値を下げる方法に比べて、長期間服用しても効果が長続きするほか、副作用も少ないという特長があるという。海外では、同剤の導出先であるヤンセン・ファーマシューティカルズが成人の2型糖尿病患者治療薬「INVOKANA」(製品名)として、2013年3月に米国食品医薬品局(FDA)の販売許可を取得している。欧州においても、現在承認申請中だそうだ。

■腎臓で再吸収する物質の作用を阻害する新機序
カナグリフロジンは、田辺三菱製薬が創製した新規作用機序をもつ経口薬。腎臓は通常血糖の恒常性維持に重要な役割を果たしているが、2型糖尿病では、腎臓における糖の再吸収が亢進しており、高血糖状態が維持されたり、進展したりすることに関係していると考えられている。

そこで、この腎臓の尿細管における糖の再吸収に関与するSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を阻害することによって、再吸収を抑制し、尿中に過剰な糖を排泄させるよう促し、血糖コントロールを改善するようにした。

国内および海外の第III相試験において、11000名を超える患者を対象に、有効性・安全性が検討されたという。審査が順調に進めば、この治療薬が来年にも発売となる見通しだ。

こうした2型糖尿病治療薬として、腎臓における糖の再吸収に着目した、SGLT2阻害タイプの薬剤は、アステラス製薬が3月に、大正製薬が4月に申請を行っており、各社の動きが活発となっている。

(情報提供元:エスタイル)

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