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「セロクラール」がフラッシュバックに効果?

2013年07月14日(日)09時00分配信 配信日:13/07/14 09:00 icon_view2323view icon_view2323view
■千葉大研究チームが臨床研究へ
事件や事故、虐待、大規模災害などが原因となって発症する、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の代表的な症状の一つとして知られる「フラッシュバック」を減少させ、症状を改善させることに、既存薬の「セロクラール」が役立つ可能性が高いことが分かり、注目を集めている。

この効果に注目し、研究を進めているのは、千葉大学の研究チームで、6日判明したところによると、同チームでは、8月にも臨床研究をスタートさせるという。臨床研究実施について、大学の審査委員会も6月中旬、大筋で合意したそうだ。

■治療薬として認められれば世界初!

セロクラール(一般名:イフェンプロジル酒石酸塩)は、日本国内で30年以上前から使用されている薬剤。血管平滑筋弛緩作用や交感神経α受容体遮断作用による脳血流増加作用、ミトコンドリア呼吸機能促進による脳代謝改善、さらに血小板の凝集抑制作用がある。通常、脳の興奮を抑え、脳梗塞後遺症や脳出血後遺症に伴うめまい症状の改善を目的に処方される。

このセロクラールのもたらす作用が、フラッシュバックを減らす可能性があるとして、米子医療生活協同組合「米子診療所」や千葉大学がここ数年注目してきていたそうで、PTSDを発症した女性患者6人へ試験投与したところ、6人ともに、症状の発生に大幅な改善がみられたという。

フラッシュバックに十分な効果を発揮する治療薬といえるものは、まだない。効果が証明されれば、世界初の治療薬として普及する可能性もある。セロクラールでは、これまで重大な副作用報告もないことから、ひろく用いることができると期待されている。

新たに実施する臨床研究では、PTSDと診断された13~18歳の男女計40人を対象に、2つのグループに分けて、一方にはセロクラールを、もう一方には偽薬を投与し、フラッシュバックの頻度などを厳密に比較していくという。研究チームでは、8月にもスタートさせ、3年以内に結果をまとめたい方針だ。
(情報提供元:エスタイル)

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