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帝人ファーマ、アムジェンとリウマチ薬研究などで提携

2013年08月04日(日)09時01分配信 配信日:13/08/04 09:01 icon_view876view icon_view876view
■より効果の高い新薬の早期開発を目指す先駆的動き

帝人傘下の医薬品メーカーである帝人ファーマ株式会社が7月31日、世界最大手クラスの医薬品メーカーの米Amgen Inc.(以下「アムジェン社」)と新薬の共同研究・開発等に関する提携契約を締結したと発表した。

関節リウマチや乾癬、多発性硬化症などの自己免疫疾患治療薬分野が対象で、高度な研究開発のノウハウをもつアムジェン社と提携することにより、従来よりも効果の高い新薬の早期開発を目指し、さらにそのスピーディな世界展開、実用化を図っていく方針だ。

日本の医薬品メーカーが、新薬候補の成分となる物質の共同研究という初期段階から、大手外資企業と組むことは異例で、先駆的な動きとして注目されている。

■新たな作用機序の新薬で治療の選択肢拡大を

自己免疫疾患は、生体内の免疫系が、自身の正常な組織や細胞を、異物と誤認し、攻撃してしまうことで発症する疾患の総称で、現在、世界的に患者数が増加傾向にあることが知られている。その市場は世界で4兆円超ともいわれ、非常に大きい。

これまでもさまざまな治療薬が開発されてきたが、既存のものによる治療効果は限定的で、アンメット・メディカル・ニーズが存在している。

帝人ファーマによると、共同研究では、アムジェン社と同社がこれまで蓄積してきた研究成果に基づき、自己免疫疾患を誘発するTh17細胞の分化・制御を担う受容体タンパク質「RORγ」の活性を阻害することで治療を行う、これまでにない新しい作用機序を有する化合物の創製を目指しているという。

共同研究により創製された新薬は、日本における開発・製造・販売権を帝人ファーマが取得する。一方アムジェン社は、日本を除く全世界における独占的な開発・製造・販売に関するオプション権を取得する。

新薬は各国での臨床試験などを経て、10年後を目安に発売開始する方針とされており、より効果の高い新たな治療選択肢の提供が期待される。
(情報提供元:エスタイル)

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