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バイエル薬品、ヤーズによる血栓塞栓症で注意喚起

2013年08月11日(日)09時01分配信 配信日:13/08/11 09:01 icon_view1675view icon_view1675view
■月経困難症治療薬のヤーズ配合錠
バイエル薬品株式会社は7日、同社の取り扱う月経困難症治療薬「ヤーズ配合錠」(一般名:エチニルエストラジオール・ドロスピレノン配合錠)について、静脈性および動脈性の血栓塞栓症に関する副作用の注意喚起文書を発表した。

この発表は、同剤において、2013年6月、国内初の死亡症例が起きたことを受けたもの。該当ケースは、頭蓋内静脈洞血栓症での死亡例であり、患者は20歳代の女性であったという。

■あらためて医療従事者に注意喚起を実施
ヤーズ配合錠に関しては、2010年11月16日の国内販売開始以降、推定で14万2636婦人年(1人の女性が1年間に28錠の1シートを13シート使用したとして計算した場合の推定使用患者数)に利用されており、そのうち、今回示された死亡1例を含め、血栓塞栓症が副作用としてみられた例が、2013年6月30日時点で、87例報告されているという。

この血栓症は、重大な副作用として、添付文書にすでに明記されているが、症状の発現から診断までに時間を要する症例も多かったことから、医療従事者にあらためて注意喚起が必要と判断、文書にて通知を出した。

ヤーズ配合錠は、経口黄体ホルモン、卵胞ホルモンを配合した薬剤。血栓塞栓症の発現ケースでは、服用開始から最初の3カ月間に異常がみられることが多くなっているため、この期間における観察をとくに注意深く行うこととしている。

下肢の疼痛や浮腫、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、急性視力障害などの症状がみられた場合には、血栓症が疑われるため、すぐに医師に相談するよう患者に指導することが求められている。
(情報提供元:エスタイル)

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