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MSDと小野薬品の2型糖尿病治療薬が国内開発中止に

2013年11月12日(火)12時01分配信 配信日:13/11/12 12:01 icon_view1322view icon_view1322view
■シタグリプチンとメトホルミンの配合錠

MSDと小野薬品工業が2型糖尿病治療薬として共同開発を進めていた、DPP-4阻害薬シタグリプチンとビグアナイド系薬剤メトホルミンの配合錠について、日本国内での開発を9月に中止したことが分かった。

これは11月5日に小野薬品工業が公表した、2013年度第2四半期決算発表資料、開発品の進捗状況で明らかになったもので、それによるとフェーズ3試験実施まで進めていたものの、期待された配合剤としての有効性が得られなかったことを踏まえて、開発中止を決めたという。

■2型糖尿病治療薬配合錠

利便性アップ・服薬コンプライアンス向上を目指すも、メトホルミンの本来の有効性が得られなかったもよう

開発中止となったのは「グラクティブ・メトホルミン配合錠(ONO-5435A)/MK-0431A」。シタグリプチンとメトホルミンの配合剤は、海外においては米メルクが「Janumet」の製品名で複数規格による販売を展開している。こちらは1日2回投与の薬剤だ。

それに対し日本国内では、シタグリプチン50mg、メトホルミン500mgの配合量で1日1回投与タイプとして、開発を進めてきていた。だが、単剤でシタグリプチンは1日1回投与だが、メトホルミンは1日2~3回の投与となっているなか、シタグリプチン単剤で効果不十分な患者に対し、この配合剤の1日1回投与ではメトホルミンのもつ本来の有効性を得られなかったもようとみられている。

開発に際しては、1日1回投与で有効性を発揮するより簡便な配合剤として、患者の利便性や服薬コンプライアンス向上を目指す狙いがあったと考えられる。


(情報提供元:エスタイル)

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