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富士経済、GE薬市場を薬効領域別に調査

2014年04月05日(土)18時00分配信 配信日:14/04/05 18:00 icon_view672view icon_view672view
■30の薬効領域に分けて調査し結果を発表

株式会社富士経済は3月28日、国内のジェネリック医薬品と長期収載医薬品の市場を薬効領域別に調査し、その結果を発表した。詳細な報告は「2013-2014 ジェネリック医薬品・長期収載品データブック No.2 市場編」にまとめられている。

調査は、富士経済専門調査員による業界関連企業および団体へのヒアリング調査によって行われたもので、調査期間は2013年11月から2014年1月。薬効領域は30に分けて分析された。

公表された結果によると、2012年の医療用医薬品市場は8兆731億円、そのうちジェネリック医薬品が5,512億円で、長期収載医薬品が2兆3,372億円となっている。2012年には後発医薬品調剤耐性加算の算定条件の厳格化や、薬剤管理指導料の変更および一般名処方の加算が導入されたことにより、市場が拡大したとみられている。

また、新たに厚生労働省が2018年3月までに設定したジェネリック医薬品の使用促進ロードマップにより、さらなる市場の拡大が予測されるという。富士経済では、2016年予測をジェネリック医薬品7,779億円(2012年比141.1%)、長期収載医薬品2兆2,795億円(2012年比97.5%)と見込んでいる。

販売チャネル別では、広域卸だけでなく、代理店や直販の増加が市場拡大に寄与しており、施設別では病院のみならず、診療所や調剤薬局の伸びがみられるという。診療所では、経口剤を中心に拡大が続いているとも指摘されている。

■バイオシミラーやオーソライズドジェネリック医薬品に注目集まる

バイオシミラー市場は、2012年は45億円とまだ市場が小さいが、将来的な拡大が見込まれている。2013年には、CSF製剤「グラン」のバイオシミラーが発売されたことで、バイオシミラーはヒト成長ホルモン剤と腎性貧血治療剤の3品目となった。2014年には抗がん剤「リュープリン」の、2015年にはリウマチ治療剤「レミケード」のバイオシミラー投入が想定され、2016年には2012年比5.9倍の264億円にまで成長すると予測されている。

また、先発医薬品メーカーの許諾を受け、成分や製法などをほぼ同一として製造されるオーソライズドジェネリック医薬品も今後注目を集めると見込まれている。

薬効領域別では、とくに高血圧症治療剤、統合失調症治療剤、その他精神神経疾患治療剤、抗アレルギー剤、脂質異常症治療剤、抗がん剤、骨粗鬆症治療剤が注目市場となっている。2012年のデータでは、高血圧症治療剤の580億円が最高額で、同領域市場は、今後も患者数が増加するとみられること、さらに2015年頃に大型製品のジェネリック医薬品発売が予想されていることなどから、2016年には1,000億円を突破するとみられている。

2016年予測値の2012年比では、統合失調症治療剤の2.4倍、その他精神神経疾患治療剤の2.5倍、抗アレルギー剤の2.2倍などが目立っている。

(情報提供元:エスタイル)

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