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肺炎球菌感染症予防ワクチンが承認申請に

2014年04月06日(日)15時00分配信 配信日:14/04/06 15:00 icon_view639view icon_view639view
■ジャパンワクチンが申請

ジャパンワクチン株式会社は3月28日、同日付で肺炎球菌結合型ワクチンについて、乳幼児に対する肺炎球菌による侵襲性感染症、急性中耳炎および肺炎の予防を適応とする、国内での製造販売承認申請を行ったと発表した。

このワクチンは、GlaxoSmithKline Vaccines社が開発したもので、キャリアタンパクとして破傷風トキソイド・ジフテリアトキソイドに加え、新たに無莢膜型インフルエンザ菌由来プロテインDを結合させた、新タイプの小児用肺炎球菌結合型ワクチンという。海外では2008年にカナダで初めて承認され(製品名:Synflorix)、これを皮切りに現在120カ国以上で承認されている。

肺炎球菌は、多くの小児細菌感染症の主たる原因菌であり、重篤な感染症の髄膜炎や肺炎を引き起こすほか、しばしば急性中耳炎を引き起こすことで知られている。近年これらの感染症から分離される肺炎球菌は、抗菌薬耐性株が増加していることから、治療の難化傾向も進んでいる。

■乳幼児や小児における感染症制御への貢献に期待

このワクチンについては、これまでに海外で実施された2つの大規模有効性試験により、侵襲性肺炎球菌感染症、肺炎球菌による急性中耳炎および細菌性肺炎に対し、予防効果を有することが確認されている。また、国内の乳幼児を対象とした臨床試験でも、免疫原性および安全性を示すことが確認されたそうだ。

接種方法は筋肉内注射で、皮下注射に比べ同等以上の免疫原性を示しながらも、発赤や腫脹、疼痛といった局所反応が少ないことが報告されている。また接種可能部位が広いことから、他のワクチンとの同時接種も容易であり、接種ワクチンの数が多く、かつ接種部位が限られている乳幼児において、メリットが大きいものといえる。

なお、この小児用肺炎球菌結合型ワクチンは、ジャパンワクチンが承認申請を行う初めての製品でもある。同社では、今後も乳幼児から高齢者まで、全ての人に信頼性の高い疾病予防を提供するため尽力していくとしている。

(情報提供元:エスタイル)

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