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小野薬品、血小板減少症治療薬ライセンス契約終了を発表

2014年05月10日(土)12時00分配信 配信日:14/05/10 12:00 icon_view591view icon_view591view
■日産化学とのライセンス契約終了

小野薬品工業株式会社と日産化学工業株式会社は4月30日、同日をもって2社間で締結されていた、新規血小板減少症治療薬に関するライセンス契約を終了することで合意したと発表した。

小野薬品では、2007年に新規血小板減少症治療薬である「NIP-022/ONO-7746」のグローバル独占的開発・販売権を日産化学から取得。健常人を対象とした臨床第I相試験において、安全性と強力な血小板増加作用を確認した。この結果を受け、次の段階として、抗悪性腫瘍剤投与に伴う血小板減少症患者を対象に臨床試験を進めてきていたが、戦略上の理由で開発中止を決めたという。中止に関し、それ以上の具体的・詳細理由は明らかにされていない。

日産化学が新たな導出先の検討を進めることに

今回のライセンス契約終了により、日産化学は小野薬品から開発・販売権を含めすべての権利返還を受ける。また小野薬品がこれまでに取得した非臨床試験および臨床試験に関する試験データを独占的に使用する権利も有することとなるため、同剤の開発継続に支障はないという。よって日産化学は今後、新たな導出先の検討を進めていくこととなる。

「NIP-022/ONO-7746」は、日産化学が創製した新規血小板減少症治療薬。血小板造血因子であるトロンボポエチンの受容体を活性化することにより、血小板の増加を促す。経口投与が可能な低分子化合物タイプの薬剤である。

(情報提供元:エスタイル)

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