運営からのお知らせ

業界ニュース

カテゴリーを選択

行政・制度 その他 

<<前のニュース

次のニュース>>

手術室、ICUに関与必要‐日病薬・北田会長「専従の人員確保で成果を」

2014年11月14日(金)18時00分配信 配信日:14/11/14 18:00 icon_view991view icon_view991view

日本病院薬剤師会の北田光一会長は9日、静岡市内で講演し、病棟以外の手術室、ICU(集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)等に業務を展開することの必要性を強調。「なかなか十分な人員配置は難しいと思うが、ハイリスクな場所にきちんと専従、専任の形で対応できる人員を確保し、成果を出していく必要がある」との考えを示した。その上で、「院内のあらゆる場所に薬がある。医療安全のためにも責任を持って関わっていかなければならない」と述べた。

日病薬は、2014年度事業計画の重点事項に、「手術室、ICU、NICU、PICU等における積極的な業務展開」を位置づけており、昨年度の「薬剤師の配置を目指す」から、さらに踏み込んだ形となった。この日、示された14年度「病院薬剤部門の現状調査」によると、手術室関連業務に薬剤師が関与している割合は30・4%だったが、配置状況を見ると、1日平均5割未満しか従事していない「兼務」がほとんどで、少ない人数の中で何とか手術室関連の業務を展開している実態がうかがえた。

具体的に行っている業務は、麻薬・向精神薬・筋弛緩薬の管理、医薬品カート等による医薬品のセット管理等の「薬剤・医療材料の管理」が62%、注射ルート管理や薬剤のミキシングやシリンジ充填を行う「与薬関連業務」が20%と、これら業務で8割以上を占めた。手術室で使用する薬剤の処方提案、投与量や投与速度の算出等の「薬学的管理」は12%にとどまったが、北田氏は「手術室における医療安全に関わり始めている」と評価した。

ICU関連業務に薬剤師が関与している割合を見ると、53・4%と5割を超えたが、配置状況は手術室と同様、「兼務」がほとんどを占めた。具体的に行っている業務は、ICU等で使用する薬剤の処方提案等の「薬学的管理」が40%と最も多く、12%にとどまった手術室とは違った展開が見られた。次いで「薬剤・医療材料の管理」が26%、「与薬関連業務」が23%となった。

北田氏は、「どうしても専従で対応できている施設は少ないが、ハイリスクな場所に兼務ではなく、きちんと専従、専任の形で業務展開できる人員を確保してほしい」と求めつつ、「十分な人員配置ができない中、病棟以外の手術室やICU等、様々なところに業務展開していくのは並大抵の努力では難しいと思うが、少しずつ展開してくれていることは心強い」と評価。「何とか新しい業務展開につなげてほしい」と期待感を示した。

その上で、「院内のあらゆるところに薬がある。医療安全のためにも、薬物療法全般に責任を持って関わっていかなければいけない。最終的には、患者さんのメリットを最優先に考え、臨床的アウトカムを出せるような業務展開をしていく必要がある」と訴えた。




(情報提供元: 薬事日報)

Good 0

コメント

回答:0件

記事・レポート(1274件)

show

2016.11.29 new 219.この状況下で最優秀賞なしという現実 【薬剤師業界のウラガワ】

2016.11.24 new 35.同業だからこそわかる!?「薬剤師が選ぶ、不安… 【オモテに出ている裏話】

2016.11.22 218.やっぱり好評だったアノ一冊 【薬剤師業界のウラガワ】

2016.11.17 81.薬局の多様化 【世塵・風塵】

2016.11.15 217.ちょっと黙れと言い放った 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(18396件)

show

アンケート

show

2016.04.15 【アンケート結果】 薬剤師の年収、理想と現実 no.2

2016.03.17 【アンケート結果】 点眼薬の服薬指導は奥が深い?no.2

2016.02.18 【アンケート結果】 その残業、必要ですか?no.2

2016.01.21 【アンケート結果】 待ち時間がかかるときの工夫no.2

2015.12.24 【アンケート結果】 きれい?汚い?薬局のお掃除 no.2

もっと見る

セミナー情報(4件)

show

ブログ(5379件)

show

求人情報

show

よく見られている
業界ニュースランキング 集計期間:11月28日~12月05日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:11月28日~12月05日

もっと見る