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医薬品創出に調整費23億円‐成功率向上へ「構造展開拠点」‐日本医療研究開発機構

2015年06月22日(月)10時01分配信 配信日:15/06/22 10:01 icon_view730view icon_view730view

日本医療研究開発機構(AMED)は18日、医療分野の研究開発に投入する調整費の配分を公表した。第1回目の配分予定額は145億4000万円。連携分野の一つである医薬品創出には23億円を充てる。記者会見した末松誠理事長は、新たに蛋白質間相互作用阻害(PPI)ライブラリーを構築し、中分子化合物の次世代医薬の開発を目指すと共に、革新薬創出の成功確率を向上させるため、有用性の見極めから構造展開、合成を一体的に行う「構造展開拠点」を整備する方針を明らかにした。革新的医薬品の創出確率を上げるため、調整費を活用して新規事業を進める。

政府は、医療研究関連の調整費として、内閣府に計上した科学技術イノベーション創造推進費500億円のうち175億円を充てることとしていたが、第1回目は総額145億4000万円を配分する方針を決定した。

その中で、オールジャパンでの医薬品創出に23億円を投入。官民連携の「産学協働スクリーニングコンソーシアム」(DISC)に調整費を手当てし、次世代創薬シーズライブラリー構築プロジェクトを加速させる。その中で、従来の低分子、天然物、抗体医薬の抱える課題を解決するため、新たな次世代PPI阻害ライブラリーを構築する。

これまで疾患に関わる蛋白質‐蛋白質相互作用を阻害するような化合物を系統的にスクリーニングする特殊な合成技術がなかったが、日本のベンチャー企業の持つノウハウ、化学の強みを生かし、中分子化合物のライブラリー化に取り組み、次世代医薬の開発につなげる。

ライブラリー構築と連動した仕組みとして「構造展開拠点」プロジェクトも調整費を活用して進める。アカデミア創薬によってリード化合物の導出を目指すもので、革新的医薬品の創出確率を向上させるため、合成可否や有用性の見極め、構造展開、合成を一体的に行える構造展開拠点を整備する。ライブラリーや蛋白質構造解析で見出されたヒット化合物について、構造展開拠点を活用して効果的にリード化合物を導き出す。

また、再生医療の実現化ハイウェイ構想に17億円を投じ、疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究と創薬を加速させる。共同研究拠点と難治性疾患研究班が協働し、共同研究拠点で樹立、分化誘導させた疾患特異的iPS細胞を用いて病態解明に役立てたり、新薬候補を見出す取り組みにつなげる。

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写真:末松理事長


(情報提供元: 薬事日報)

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