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第104回国試から禁忌肢導入‐問題解決型能力の評価求める‐医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験制度改善検討部会

2016年01月18日(月)10時00分配信 配信日:16/01/18 10:00 icon_view797view icon_view797view

医道審議会薬剤師分科会の薬剤師国家試験制度改善検討部会は15日、「薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針」を座長一任で取りまとめた。基本方針は2021年の第106回国試から適用する。“薬剤師にしてはいけない人間”を落とすことを目的に、受験者が一定数選んだら不合格となる禁忌肢を導入するほか、総合的な問題解決能力を評価する観点から、実務とそれ以外の科目を関連させた「複合問題」の出題を増やすなどの工夫を促した。禁忌肢については、先行して第104回国試から導入する。

基本方針では、「薬剤師には医療人としての高い倫理観と使命感が求められる」とし、薬剤師として選択すべきでない選択肢(いわゆる禁忌肢)を含む問題を導入することとした。

具体的には、▽公衆衛生に甚大な被害を及ぼす▽倫理的に誤っている▽患者に対して重大な障害を与える危険性がある▽法律に抵触する――などの設問内容が想定される。ただ、マークシートの記入ミスなどの偶発的な要素で不合格とならないよう、複数の禁忌肢を出題するなどの配慮も求めた。導入時期については、問題作成の準備期間を設けるため、18年の第104回国試からとする。

また、一般問題(薬学理論問題)において、同一科目内での連問や複数の科目を組み合わせた連問を出題することや、「実務」以外の複数の科目を組み合わせた複合問題の出題を増やすなどの工夫が必要とした。

同部会では、現行の複合問題について、関連性に欠ける問題が見られるとの意見や、単に知識を記憶していれば解ける問題ではなく、課題を解決するための資質を確認する問題を出題すべきとの意見があったためだ。

今後は、基本方針の取りまとめを踏まえ、薬剤師国家試験出題基準改定部会で具体的な出題基準の見直し作業を進める。新たな出題基準は21年の国試から適用する。

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(情報提供元: 薬事日報)

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