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岐阜薬大が4年制廃止‐17年度から「新6年制」に統一‐岐阜薬科大学

2016年02月10日(水)10時00分配信 配信日:16/02/10 10:00 icon_view1077view icon_view1077view

■研究重視‐全員が国試受験

岐阜薬科大学は、2017年度から4年制の薬科学科を廃止し、6年制の薬学科に統一する“新6年制”薬学教育に移行する。4年制課程の学生に、薬剤師国家試験の受験資格を特例で認める経過措置が18年度で終了するため、全ての学生が国試を受験でき、研究も重視した教育制度が必要と判断。新たに6年制薬学科に「医療薬学コース」と「創薬育薬コース」(仮称)を設置し、研究ができる薬剤師と臨床が分かる研究者の育成を目指す。稲垣隆司学長は「研究に重きを置く新6年制に大きな責任がある。日本の薬学部の見本となるよう、社会にしっかり示していかなければならない」と意気込みを語る。

現在、4年制薬科学科の卒業生が国試の受験資格を得るためには、修士課程を修了後、科目等履修生として実務実習等の臨床教育を受ける必要があったが、18年度から「4+2+2」の特例措置が廃止されるため、薬剤師免許を取得できない学生が出てくることになる。

ただ、岐阜薬大で昨年、修士課程を修了した学生の進路を見ると、科目等履修生が34%と3分の1を占めており、4年制の学生にも国試受験資格のニーズがあることがうかがえた。こうした状況や薬剤師を取り巻く環境変化を踏まえ、全ての学生が国試受験資格を得られる教育制度が不可欠として、18年度から国試受験への道が絶たれる4年制薬科学科を廃止し、6年制の薬学科に統一することにした。

新6年制は、定員120人を予定。単なる薬剤師養成大学ではなく、研究に重きを置く目標を強く打ち出している。旧4年制の「創薬育薬コース」に進んでも国試受験資格が得られる一方、薬剤師を目指す「医療薬学コース」の学生も3年後期から研究室に配属させ、研究を重視した教育体制としている。

従来の6年制薬学科では4年から研究室に配属となっていたが、医療薬学コースも含め全員が3年後期から研究室に配属となる。また、創薬育薬コースの学生も5年生の5カ月間は実務実習に出て、国試受験資格が得られるようになる。

これにより、チーム医療の現場で生かせる高度な専門性を身につけ、国が進める地域包括ケアシステムやかかりつけ薬局への対応を目指すほか、製薬企業等での医薬品開発に研究力を発揮するなど、社会が求める人材を輩出していきたい考えだ。

稲垣学長は「1~3年の基礎教育のカリキュラムがタイトになるが、薬学部の大きな特徴は薬剤師免許を取得できることにある。今までの薬学科の学生よりも、しっかり研究に取り組んでもらうことで、研究が分かる薬剤師を育て、実務実習を経験してもらい、臨床も分かる研究者を養成していきたい」と話している。

薬学教育のあり方が問われる中、17年度から4年制薬科学科を廃止し、新6年制に移行する大きな決断をした岐阜薬大だが、稲垣学長は「6年制に統一した教育制度にしてよかったという成果を、社会に示していく大きな責任がある」と強調。「薬学科に一本化しても研究に重きを置いていることを見せ、日本の薬学部の見本にしなければならない」と覚悟を語った。

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写真:稲垣学長


(情報提供元: 薬事日報)

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