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薬学管理料マイナスに‐手帳なしの算定が増加‐厚生労働省統計情報部

2016年06月17日(金)10時00分配信 配信日:16/06/17 10:00 icon_view2133view icon_view2133view

■15年診療行為別統計

厚生労働省統計情報部は15日、2015年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。薬局調剤の1件当たり点数、受付1回当たり点数が共に増加した一方で、薬学管理料がいずれもマイナスになっており、厚労省は、14年度診療報酬改定で新設された薬剤服用歴管理指導料(お薬手帳なしの場合:34点)の算定回数が増えたためではと分析している。

今回の調査から、昨年6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書および調剤報酬明細書のうち、NDBに蓄積されているもの全てを集計対象としている。これに伴い、従来のレセプトを収集する統計調査を行わなくなったため、昨年までの「社会医療診療行為別調査」から名称を変更した。

薬局における調剤行為の1件当たり点数は、1120.7点と前年に比べて26.1点、2.4%増加。受付1回当たり点数も894.8点と前年に比べて39.4点、4.6%増えている。ただ、内訳を見ると、薬歴管理料(41点)において「お薬手帳なし」の場合の低い点数(34点)が設けられたことが影響し、1件当たり点数の薬学管理料が48.4点で1.3点、2.6%のマイナス。受付1回当たり点数も38.6点と0.2点、0.5点減少している。

医科の入院外における院外処方率は、前年に比べ0.9ポイント増の72.7%となり、医薬分業の進展がうかがえる。内訳は、病院が0.9ポイント増の76.3%、診療所が1ポイント増の71.6%となっている。

また、使用薬剤の薬効分類別薬剤点数について構成割合を見ると、入院では、昨年は4番目だった「腫瘍用薬」が13.4%で最多となった、次いで「抗生物質製剤」13.3%、「中枢神経系用薬」13.2%の順となっている。

厚労省は、「オプジーボ」(ニボルマブ)などの高額な抗癌剤が登場したことが影響しているのではと分析している。


(情報提供元: 薬事日報)

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