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インフルエンザウイルスにとって重要なたんぱく質を発見 東大

2012年03月09日(金)17時00分配信 配信日:12/03/09 17:00 icon_view921view icon_view921view
■世界初の発見

東京大学医科学研究所が、ヒトの細胞表面にある「F1ベータ」と呼ばれるたんぱく質が、インフルエンザウイルスの増殖に大きく関わっていることを発見した。インフルエンザウイルスとF1ベータとの関連が特定された前例はなく、この研究結果は今月6日に米国科学アカデミー紀要に掲載された。

■新型やB型にも「F1ベータ」が関係

インフルエンザウイルスは人間の細胞内に侵入し、増殖する際に様々なたんぱく質と結びつくとされていた。同大学の河岡義裕教授らは、数々のたんぱく質の中からF1ベータと呼ばれるたんぱく質に注目し、F1ベータを減らした場合のインフルエンザウイルスの数を調査した。その結果、
F1βの量を減らした細胞では、細胞表面から出てくるウイルスの数が少なくなっていた

更に、現在流行している新型やB型インフルエンザウイルスでも実験したところ、やはりF1ベータが関連していることが判明した。この研究が活かされれば、薬剤耐性ができにくい抗ウイルス薬開発への大きな一歩となる。
(情報提供元:エスタイル)

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