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グループ4社、経営統合へ‐日本一のDgsチェーン構築目指す‐イオン

2014年10月26日(日)12時00分配信 配信日:14/10/26 12:00 icon_view910view icon_view910view

■ウエルシアHDをTOB

小売業大手のイオンと同グループのウエルシアホールディングスは、今年4月14日に業務資本提携の深化を公表し、それ以降、両社およびCFSコーポレーション、タキヤ、シミズ薬品(いずれもイオングループ)との間で経営統合に向けた討議を重ねてきたが、22日に開催されたウエルシアHD、CFS、タキヤ、シミズ薬品の各取締役会で正式に決議した。統合は来年の9月1日を予定し、日本一の売上規模となるドラッグ企業が誕生する。

ウエルシアHD、CFS、タキヤ、シミズ薬品の現在の状況は、ウエルシアHDには100%子会社としてウエルシア薬局があり、CFS、タキヤ、シミズ薬品はそれぞれイオンの連結子会社となっている。また、イオンは現在、ウエルシアHDの発行済み株式の37・3%を保有しており、ウエルシアHDはイオンの持分法適用関連会社となっている。

今回の経営統合の主なポイントを見ると、イオンがウエルシアHDに対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、11月27日にウエルシアHDはイオンの連結子会社になる。ウエルシアHDもイオンによる公開買い付けに賛同している。

また、ウエルシアHDとCFSの間で、ウエルシアHDを親会社、CFSを子会社とする株式交換による経営統合に向けた基本合意書を締結。この基本合意のもと、来年9月1日をメドとした経営統合に向けて、今後、ウエルシアHDとCFSで協議を進めていく。

さらに、タキヤ、シミズ薬品の2社をウエルシアHDの完全子会社にする。これは来年3月1日の予定で、これにより関西エリアにおけるウエルシアHDの経営基盤を強固なものにする考えだ。

今回の経営統合が完了するのは来年9月1日の予定。その時点における規模は、4社統合による単純合算だが、売上高約5600億円、営業利益約185億円、店舗数約1400店(うち調剤併設約800店)となり、売上規模は日本一となる見込みだ。

22日に都内で開催した記者会見で、イオンの岡田元也社長は、「4社のドラッグ事業をウエルシアに一本化し、国内No.1のドラッグストアチェーンの確立を目指す」と強調。「まずはウエルシアが国内No.1になることを確立した上で、グループを挙げてヘルス&ウエルネスマーケットへの取り組みを本格化していきたい」との考えを示した。

ウエルシアHDの池野隆光会長は、「今回の統合は、当社のさらなる飛躍の足がかりになるもの」と指摘。「統合のメリットはスケールメリット、ないしはコストの削減、人材の育成だ」とし、「CFS、タキヤ、シミズ薬品の関係者と協議し、早急に合併して効果を出したい」と語った。



写真:左から水野ウエルシアHD社長、池野ウエルシアHD会長、岡田イオン社長、宮下イオン執行役


(情報提供元: 薬事日報)

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