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血液検査による乳がんの再発予測

2015年09月16日(水)10時00分配信 配信日:15/09/16 10:00 icon_view273view icon_view273view

乳がんにおける治療の進歩は目覚ましいが、一方では治療後の再発をきたすことも依然として少なくない。再発を早期に発見するために、現在は定期的なマンモグラフィ検査を受けることが推奨されているが、新たに開発された血液検査法では、従来の画像検査よりも数カ月早く乳がんの再発を予測できる可能性があるという。

 

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写真はイメージで、記事と直接の関係はありません。(写真:National Eye Institute/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般)

 

■乳がんの再発予測にリキッド・バイオプシー

乳がんの再発は、治療後も体内に潜んでいた微小な残存がん細胞が増殖することによって起こると考えられている。乳がんはほかのがんと比べて再発率が高いと言われており、手術後3年以内に再発することが多いが、5年後、10年後に起こることもある。再発を早期に発見するために、今回、血液中のDNAコードを解読しがんの増殖を促す変異を発見することで画像検査よりも早くがんを検出できる可能性が示された。

 

■従来の画像検査よりも約8カ月早くがんを検出

ロンドンがん研究所(ICR)とロイヤル・マースデンNHS財団の研究者らは、術前化学療法と手術を受けた早期乳がん患者55人の腫瘍と血液サンプルを採取した。血液検査は術後に実施し、その後は6カ月ごとに行った。その結果、循環血中の腫瘍DNAが検出された患者の方が、全く検出されなかった患者よりも再発リスクが12倍高いことがわかった。また、従来の画像検査でがんが検出されるよりも平均7.9カ月早く、がん再発を予測できたことが明らかになった。

また、今回の研究では、侵襲的な生検なしに、がんが増殖するにつれて次々と変異が蓄積されていく過程を追跡することにも成功した。

本試験はこの種の血液検査でがんの再発を予測できる可能性を示した初の試験としてScience Translational Medicine誌の8月26日号に掲載された。この検査法が実用化できるまでに数年かかる見込みであるが、来年に実施する大規模臨床試験によって実用化を早めたいとしている。

 

(Navigene編集部)

 



(情報提供元: ナビジーン)

 

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