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ぜんそく発症に関わるゲノム発見

2011年08月07日(日)09時00分配信 配信日:11/08/07 09:00 icon_view577view icon_view577view
■理研の発表

理化学研究所は、8月1日、「成人気管支喘息(ぜんそく)の発症に関わる5つのゲノム領域発見」したと発表した。研究は、理研ゲノム医学研究センター呼吸器疾患チームの玉利真由美チームリーダー、広田朝光リサーチアソシエイト、国立大学法人京都大学、国立大学法人筑波大学、ハーバード大学を中心とする、共同研究グループによる成果。成人気管支喘息については、環境や遺伝が複雑に関与していると指摘されているが、仕組みについては詳しくわかっていなかった。

■研究は

研究グループは、日本人の成人気管支喘息患者1532人と、非患者3304人に、ヒトゲノム全体に分布する約46万個のSNPのゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、比較検討し、成人気管支喘息の発症と関与するSNPを探索、追認解析を行い、結果の再現性を確認した。

■今後について

今回、成人気管支喘息の発症に重要な役割を果たすゲノム領域が明らかとなり、現在マウスなどを用いて喘息の治療標的分子の固定が試みられている。また、関連遺伝子がどのように組み合わさって機能しているかを調べることで、気管支喘息の病態解明が進むことが期待されている。気管支喘息の病態が解明され、患者の苦痛が和らげられる日も近いかもしれない。

(情報提供元:エスタイル)

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