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【速報】小児への放射性物質過剰投与 -甲府-

2011年09月02日(金)16時36分配信 配信日:11/09/02 16:36 icon_view1245view icon_view1245view
■放射性物質の造影剤、過剰投与

甲府市立甲府病院(小沢克良(かつら)院長)で、少なくとも84人の子どもに対して、放射性物質(放射性同位元素)「テクネチウム」を過剰に投与し検査を行っていたため、内部被曝していたことが、同院院内調査の結果明らかになった。

渡辺健二副院長のコメントによると、検査の頻度なども考慮したところ、検査後直ちに健康被害が出る量ではないものの、今後、発がんリスクはわずかに上がるという。

■基準値の10倍も

甲府病院では、1999年より今年までに、15歳以下の子ども145名に「テクネチウム」などの放射性物質を静脈から造影剤として投与して行う放射線検査を行ってきた。患児らは、腎臓病などを抱えていたという。このうち84名が、日本核医学会の推奨基準を超えており、更にそのうちの41人では基準の10倍以上にあたる量を投与していた。平均被曝量は生涯の推計で約30ミリシーベルト。最高値は150ミリシーベルトを越えたという。
がんのリスクが高まる目安が、成人では全身の被曝線量が100ミリシーベルト。

■短時間で検査のため

検査時は、薬剤投与後、体内での集積までに30分から1時間の安静が必要。ところが、子どもはじっとしていられない事が多いため、鮮明な画像を短時間で取ることを目的として多めに投与した事実を、担当放射線技師が認めている。

今年4月になり、病院内で投与量が多いとの意見が出たため、内部調査を行っていた。小沢院長は再発防止に努め、対象者には個別に相談に応じ、希望時には薬剤の影響の有無や程度を確認する検査も行っていく方針。

日本核医学会では、長期間での、繰り返しの過剰投与は管理・運営体制の問題であると指摘する声明文を発表。同学会によれば、患者にこの検査を行った事自体は適切だが、投与量を減らし、少ない被ばく線量での検査も可能だったはずとしている。
(情報提供元:エスタイル)

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