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うつ病を客観視、注目される光トポグラフィー検査

2011年09月27日(火)17時25分配信 配信日:11/09/27 17:25 icon_view637view icon_view637view
■うつ病は診断材料がほとんど無い

現代病ともなっている「うつ病」。厚生労働省では100人のうち3~7人がうつ病を経験したとされているが、通院していない人のことを考えると実際はもっと多いと予想される。

うつ病は、心筋梗塞や糖尿病とは違ってレントゲンや尿検査で分かるようなものではなく客観的な診断方法がなかった。本当はうつ病ではないのに不要な薬を処方されてしまうケースも少なくはない。そんな中、注目されているのが光トポグラフィー検査である。

■光をあてて脳の状況を波形で表す

先進医療「光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助」は2009年に承認されたもので、客観的にうつ病を診断するための技術として注目されており、国内でもこの検査を受けることは可能である。

光トポグラフィー検査とは近赤外線を利用したもので、頭部にあてることによってヘモグロビン濃度を判定することが可能だ。その濃度から脳内の血流の状態を波形として表す。うつ病、躁うつ病、統合失調症などは、その病状によって波形も異なるため、より細かな診断の材料となる。検査自体は痛みを全く伴わず、約15分で終わるという。

国立精神・神経医療研究センターの吉田寿美子医長はダイヤモンドオンラインの取材に対し
「光トポグラフィー検査のメリットは、なんといっても客観的なデータが出ること。うつ病では、家族や周囲の人も患者さんが病気であると理解できることで療養しやすい環境を整えるのにも役立つ」

と話し、光トポグラフィー検査による「客観的なうつ病の診断」に期待を寄せている。同センターでは予約制となっており、検査料金は13300円となっている(初診料および診察料を除く)。
(情報提供元:エスタイル)

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