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医師不在で催眠鎮静剤を投与し、患者が意識障害に 北九州市立医療センター

2011年11月20日(日)09時00分配信 配信日:11/11/20 09:00 icon_view2098view icon_view2098view
■事前の医師の指示に従い投与

北九州市立医療センターで、2011年8月に、男性患者(73)が重度の意識障害に陥る医療ミスが発生していたことがわかりました。

この男性は、前立腺がんで入院しており、8月18日に手術受けましたが、8月21日深夜にせん妄状態が続く状態となりました。そのため、事前に医師から指示を受けていた看護師が、まず精神神経安定剤「ハロペリドール」と、麻酔導入剤「フルニトラゼパム」を投与しましたが、症状が治まらなかったため、さらに催眠鎮静剤「ミダゾラム」を投与したところ、男性は呼吸がほとんどなくなり、意識レベルが低下してしまいました。

看護師はすぐに当直医を呼び、処置をしましたが、自発呼吸は再開しましたが、男性は低酸素性脳症を発症し、寝たきり状態になっています。

■十分な管理下での投薬をすべきだった

北九州市立医療センターでは、8月23日に医療事故調査委員会を開催し、調査を行ってきました。その結果、
術後のせん妄患者に対し、十分な呼吸管理が行えない状況下での「ミダゾラム」投与を指示しており、それに基づいて薬剤が投与されたため患者の呼吸抑制等発生後の対応が遅れ、低酸素脳症をきたした

と、病院側の過失を認め、家族と損害賠償について協議をしていくとしています。
(情報提供元:エスタイル)

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