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アメリカのデータを日本語で検索 薬副作用

2012年01月11日(水)17時00分配信 配信日:12/01/11 17:00 icon_view1408view icon_view1408view
■FDAの情報に日本のテクノロジーで臨床現場での活用に対応

米国の食品医薬品局(FDA)は、1997年から現在まで8600の薬に関する400万件以上の副作用を公開しているが、単なる情報の羅列で検索が行いにくく、更に、この情報を日本語で検索できる仕組みはなかった。

今回京都大の奥野恭史教授(薬学)らは、このデータを独自に整理し、日本語で検索できるデータベースの開発を行った。この検索サービスは、現在京都大学発ベンチャー企業の京都コンステラ・テクノロジーズが、製薬会社や医療従事者を対象に有料提供している。

これにより、医師や薬剤師が、国内にとどまらない情報をいち早く知ることができるようになる。また、海外で先に販売された薬を使うときに副作用についての情報を手早く調べることができるようにもなる。例えばタミフルの副作用は、添付文書では2004年に記載された異常行動に関する報告が2003年から閲覧できていた。

■添付文書は最新情報ではない

販売後の薬は、たとえ重大な副作用が報告されても、添付文書の改訂には時間がかかるという現実がある。世界の最新情報にアクセスできることで、副作用の被害者を減らすことができると期待が集まっている。

奥野教授らは、生物学・科学・情報科学を駆使して、データ整理を行った。例えば、日本語への翻訳に始まり、世界中の医薬品名と主成分の関連付け、検索に関するインターフェイスの開発など、情報の羅列から、臨床現場で活用できる形を産み出した。薬の名前を検索すると、副作用一覧、もともとの報告文書、報告の上がっている患者に何が起こってその後の経過はどうなったかなどといった情報にアクセスすることができる。
(情報提供元:エスタイル)

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