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iPS再生医療、パーキンソン病の治療で一歩前進

2012年02月24日(金)17時00分配信 配信日:12/02/24 17:00 icon_view1386view icon_view1386view
■EP細胞を利用した研究でサルでの効果が確認

iPS細胞の研究に積極的に取り組んでいる京都大学再生医科学研究所の高橋淳准教授らのチームが、21日、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)からつくった神経細胞を、人為的にパーキンソン病をおこしたサルの脳に移植したところ、治療効果が確認されたとの論文を、米科学誌ステムセルズ電子版で発表した。
既にマウスを使った実験では確認されていたが、霊長類では初めての成功となり、ヒトへの将来的な応用の期待が高まった。

■5ヶ月で歩行可能、1年後も効果が持続

パーキンソン病では、一部の神経細胞が減少することが知られている。この結果ドーパミンの分泌が減少するメカニズムに着目。この神経細胞を42日間かけてES細胞から作り、ドーパミンを分泌する細胞を35%の割合で含む細胞の塊を作った。この細胞をパーキンソン病の症状を示しているカニクイザル4匹の脳に移植した。その結果、ほとんど歩けない状態から5ヶ月ほどで歩行可能となり、手足の震えも改善。効果は研究終了の12ヶ月目まで持続していたた。

■2015年を目標に臨床試験を目指す

この治療効果は、同様の神経細胞をiPS細胞から作成しても、期待できるとし、今後2015年を目処に、実際の患者での臨床試験に着手することを目指す。
(情報提供元:エスタイル)

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