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マイクロチップから薬剤自動投与 アメリカ

2012年03月01日(木)17時00分配信 配信日:12/03/01 17:00 icon_view1021view icon_view1021view
■注射より正確で確実

米国の研究で、薬剤の自動投与システムの大きな進歩がマサチューセッツ州の、医療機器開発メーカー、マイクロチップスにより報告された。

これは、患者の体内にマイクロチップを埋め込み、毎日の注射での投薬に変えて、チップから薬剤が放出されるというもの。今回報告された研究では、骨粗鬆症の女性患者7名の腹部にチップを留置し、無線通信によるプログラム制御で、20日間の間、毎日正確な量のホルモン剤を投与するという臨床実験が成功を収めたとされる。

■1年連続投与の開発に後2年

チップには、内膜で密封された貯蔵膜に1回分の薬剤がセットされている。チップ埋め込み後、プログラムから電流が流れると内膜が溶け、薬剤が放出される。貯蔵膜の数が投与回数となるので、365個の貯蔵膜がチップに組み込めれば、1年間毎日投与できることになる。1年投与可能なチップの開発に要する期間は、2年程度と見られている。

この方法は、患者の意思や行動などに左右されず、正確に、確実に薬剤の投与が可能である。骨粗鬆症の他、多発性骨髄腫や、一部の慢性痛に適応の可能性がある。ただし、糖尿病患者へのインスリン投与では、現状では投薬量がチップに収まらないため現状では応用不可能。

今後認可に向けて、さらなる臨床試験のデータを集め、安全性と有効性を実証していく方向。
(情報提供元:エスタイル)

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