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食生活でうつ病治療薬を減らせる可能性 卵での調査結果

2012年04月04日(水)17時00分配信 配信日:12/04/04 17:00 icon_view701view icon_view701view
■卵の成分にうつ病緩和作用の可能性

九州大学大学院農学研究院の古瀬充宏教授らの研究チームが、3月29日、名古屋で開催された、日本畜産学会で、うつ病に関する調査結果を発表した。ラットを対象にした調査によると、鶏卵の成分にうつ病の症状を緩和するものがあるとされ、今後詳細な研究の必要性を示唆した。

うつ病の症状に活動性の低下があることに注目し、うつ病の症状を示すラットに、鶏卵を1ヶ月食べさせたグループと食べさせないグループを、泳がせることで、運動の持続時間を測定し、比較した。

この結果、卵を食べていたグループでは比較グループに対して、平均1.3倍長い時間泳ぎ続けることが確認された。

■うつ病症状改善作用の「トリプトファン」が増加

卵を食べたグループのラットの脳を調べたところ、前頭前野域で、うつ病を緩和するアミノ酸「トリプトファン」の増加が見られた。卵の何らかの成分により、トリプトファンが増加したと考えられ、鶏卵中の成分特定などを、今後追跡していく予定。

古瀬教授は、鶏卵に限らず、食生活上で、トリプトファンを増加させる成分が見つかれば、食生活に注目することで、薬を減量できる可能性もあると指摘した。
(情報提供元:エスタイル)

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