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うつ病の客観的検査法開発 タンパク質結合物質を利用して

2012年04月04日(水)17時00分配信 配信日:12/04/04 17:00 icon_view757view icon_view757view
■脳内の抗原の量が減少するとうつ病症状が

愛知県名城大学神経精神薬理学の、鍋島俊隆教授らの研究チームが、メラノーマ抗原D1(MAGE-D1)の量を脳の前頭前野で減少させたマウスに、うつ病の症状が現れることを発見し、3月28日付で、米科学誌、ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。

また、同チームは3月30日までに、この原理を利用して、血中タンパク質の結合程度で、うつ病を診断する検査法を開発した。

■血中タンパク質の結合率は、うつ病患者では低くなる

研究では、健常者と比較して、うつ病患者の血中タンパク質の結合率が、軽度の患者で約2割、重度の患者で約4割低くなっていることが明らかになった。従来、うつ病の診断は、問診で行われることが多く、数値での客観的指標は少なかったため、症状の度合いを的確に診断できる可能性が高い。

鍋島教授は
「非常に有力な指標の一つで、製薬会社などに呼び掛け、診断キットを実用化したい」

としている。
(情報提供元:エスタイル)

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