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乳児突発性僧帽弁腱索断裂、調査結果発表

2012年04月24日(火)17時00分配信 配信日:12/04/24 17:00 icon_view1075view icon_view1075view
■急性の心疾患が年間約20例確認

健康と思われている乳児が、急に心不全を起こす病気について、国立循環器病研究センターの白石公医師をはじめとする、厚生労働省研究班が、これまで認知度が低かった「乳児突発性僧帽弁腱索断裂」とについての研究結果を4月20日に発表した。

調査に協力したのは、338施設。特徴に一致する症例の治療経験についての情報を集めた。該当は1995年から2010年の16年間で88名。近年増加傾向になっており、発症は生後4ヶ月から6ヶ月が8割を占め、春と夏に集中していることも明らかになった。88名のうち、6名が死亡、10名が発達障害などの後遺症が生じた。

■早期発見、治療で救命が可能

原因は、名前の通り、左心室の僧帽弁を支える腱索組織が突然切れてしまうこと。風邪のような状態が前駆症状として数日現れ、その後突然腱索が断裂してしまう。この結果、僧帽弁の開閉が阻害され、血液が逆流、左心機能が低下する。

診断は、聴診や超音波検査にて行うことができる。発症から2-3日で呼吸や循環機能が悪化するため、治療は病状が悪化する前に弁形成などを行うことで救命が可能としている。このため、医師も十分に知識を持って、この疾患を疑って診察することで、早期発見治療が可能であるとされる。
(情報提供元:エスタイル)

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