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骨粗鬆症の治療などで、タンパク質に期待

2012年04月24日(火)17時00分配信 配信日:12/04/24 17:00 icon_view843view icon_view843view
■形成促進と破壊抑制の二つの働きを併せ持つセマフォリン3A

東京医科歯科大学の高柳広教授らの研究チームが、「セマフォリン3A 」というタンパク質が、骨の形成促進と、骨破壊抑制の二つの働きを併せ持っていることをマウスを用いた調査で確認し、4月18日付で英国科学誌、ネイチャー電子版に発表した。

■従来の治療では、破壊のみを制御できず

セマフォリン3Aは、これまで神経細胞の成長などに関わるとされてきた。骨の新陳代謝の過程では、骨の形成と破壊の双方のプロセスが絡む。例えば骨粗鬆症は、このバランスが崩れ、破壊に傾いてしまうことによって起こる。これまでの治療では、骨の破壊を抑えようとすると、形成作用も同時に抑制されてしまうという問題があった。

今回の研究では、マウスを使ってタンパク質の解析を行ったが、セマフォリン3Aは人間にもある。高柳教授は
「骨の破壊を減らすとともに形成を増やす新しい治療法の開発につながる」

と今後の臨床への応用に意欲的なコメントをしている。
(情報提供元:エスタイル)

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