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高血圧、生活習慣以外の原因も 適切な受診がカギ

2012年05月25日(金)17時00分配信 配信日:12/05/25 17:00 icon_view807view icon_view807view
■高血圧の原因は生活習慣だけではない

厚生労働省の調査では、日本の高血圧患者は推定約4000万人。高血圧が生活習慣病との認識が一般に広まってきており、生活習慣病に対する取り組みは連日マスコミなどでも取り上げられているが、実は外科適応の疾患で起こる高血圧患者の中には、原因が生活習慣にあるとの先入観から隠れた疾患を特定できずに内服治療効果が上がらない人がいる現実が、日本経済新聞の記事で取り上げられた。

■原発性アルドステロン症患者では、副腎腫瘍が原因の場合も

例えば、原発性アルドステロン症の場合、副腎腫瘍が原因となり、これを摘出すれば血圧が正常値に戻ることもある。内服治療の効果が上がらない「治療抵抗性」の患者は約100万人いると見られている。国立病院機構に所属する病院が調べたところ、治療拮抗性患者の5人に1人が原発性アルドステロン症であったと、同機構の医師が明らかにした。ただし、現在副腎の腫瘍が片側にあれば手術適応だが、両側にある場合は手術は適応外。さらに、実際のところは患者の手術適応を見極められる検査設備を備えた医療機関が非常に少ない。

■海外ではカテーテル治療に注目が

海外では、腎臓周囲の交感神経の機能を抑制するカテーテル治療「腎交感神経アブレーション」が、すでに6000例が実施されており、大きなリスクは見られていない。国内でも、臨床研究として数例の取り組みがあるが、一般的に用いられるようになるまでには、相当長い時間がかかるとされる。

いずれにしても、日本の現状では、治療を受けている人が約半数と言われており、早期受診やコンプライアンスといった基本が浸透することが最優先であり、その上で原因を特定し治療に当たることが重要とされている。
(情報提供元:エスタイル)

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